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整体の修行中、こんなところでつまずきました

わたしの修行していた整体指導所は野口整体だけでなく
いろんなメソッドを取り入れていて
学んだことは純粋に「野口整体」だけではないのですが
ベースの部分、命への信頼と向き合い方は野口整体のものです


普段の整体指導の現場でのやりとりを見聞きしたり、先生との会話の中から
「命の働きは完璧だということ」ということはグイグイ吸収できたのですが

整体習得クラスで重点的に行っていた「自分の中の『快』を大切にすること」が、どうしてもわからなくて苦戦しました

わからないというのではなかったな
どうしてもできないと悩んでいました

整体を学んでいくためには、他者に行うことよりも
自分自身の体を整体にしていくことが大切で

そのために、自動運動という運動をしっかりと行っていきます

自動運動とは??
体に任せる究極の健康法
(整体協会。野口先生の本では活元運動と書かれています)
3つの準備運動の後に、ポカーンと体に任せていると自然と体を整える動きが出てきます
その動きを出していくことで、無意識の運動が訓練されていきます


「体を整える動き」と書くと、一体どんな運動なの!?と思うかもしれませんが、無意識のその運動はわたしたちは常に行っているんです

例えば、熱いものなんかを触りそうになって、パッとよけたり
痛んだものや体質に合わないものを口に入れた瞬間吐き出してしまったりするような、頭より前に体が動くことって、よくあります
その他にも、自然に涙が出てきたり。あくびが出たり。なども、体を整えるための無意識の運動です

逆に、心身が疲れていたり、心がここにない時には、いつもならぶつけないようなところでぶっつけてしまったりしませんか?(わたしはメガネの端をひっかけてしまったりします)

自動運動を行っていくと、無意識の運動が出やすくなります
結果、体に偏った疲労を溜めにくくなったり、勘が働きやすくなったりするので、体調もよくなったり、不調が改善されていくことに繋がるのですが

いろんな流れが良くなるので、生き生きと毎日を過ごせるように感じます


自動運動の際にも、どんな動きが出てくるのか?は、人それぞれで
大きな激しい動きが出る方もいれば、表面に出ない小さい動きが出る方もおられます。そして、同じ人でもどんな動きが出るかは読めない^^

だけど、そんな一人一人その時その時で変化する、その自動運動が・・・どうしてもできなかったんです


「ポカーン」と意識せず体に任せていけば運動が出てくるとはいえ
「ポカーン」を意識すればするほどポカーンから離れていくしね💦

楽しいことも大好きだし、気持ちいことも大好きだけど、「快を大切にする」ということが、どうしてもできない
何をもってそんなにできない!っていうかというと


原因は
エンパスさんなのに加えて
他者目線で動くことが小さい時からの癖になっていたからでした

先生が見ている前で行うので、自分自身の「快」よりも、無意識に「先生から見て上手にできているか?」の方を選んでしまっているんですね

上手下手じゃないんですよね💦
もちろん、綺麗な動きや大きな動きが出るのがいいというものでもない

本人は全然わからなくて、本当に悩みました
自分が心地よいように動いているはずなのに
なんでこんなにダメ出しされるんだろう(涙)って

ただ、自分で意識するように表面化しないと浄化できないんです
もうやめてしまおうかというくらい、ダメ出しに悩みましたが
あの時の自分には必要なプロセスだったな〜と思います


15年経って、先日また学び直してきたのですが
そこでもやはり、まずは自分を整えることが大半でした
(師匠の師匠にあたる先生の所へ行きました)

そして、15年前と同じく知識よりも、感覚を磨くこと
命との向き合い方が研鑽できて、とても幸せでした

知識よりも技術よりもまず大事なことがある

野口整体の話なんだけど
なんだか随分脱線している感じも否めませんがw

わたしの主として行っている愉氣(ゆき)は、頭でっかちでは行えず
愉しく、心地よい自分でいることが大切なんだな

整体の指導を行うにあたって
技術以前に大切なものがあるんだよ〜ということが伝われば幸いです♪


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なみさん@子宮ふくふく整体はぴねす
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