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【雑記】NHKのど自慢における小林幸子の仕事っぷりを冷静に見つめる【雑記?】

先日、NHKのど自慢を久しぶりにみました。
幸子さまがゲストだっていうからさ!上越市からの生放送。生放送は一ヶ月半ぶりだったそうな。

なになにもう幸子さまかわいすぎすべてが美!白と金髪にあいすぎ!とテンションがあがってしまったので、はた迷惑とは思いながらTwitterで実況しながらみていました↓↓↓(冒頭を見逃したので途中から)

出場者は18組、生放送、お昼の長寿番組…
なにげなくみていたが、なんかこう、気づいてしまった。そう気づいてしまったのです。

幸子さまの仕事っぷりのすさまじさに…!!

のど自慢といえば予選会を勝ち上がった15組くらいが生放送で歌唱して、合格の鐘がなった人のなかから今週のチャンピオンがきまる…という番組(ざっくり)
だいたいゲストが2人いて(たいてい演歌歌手。最近は他の方もいらっしゃるみたい)出場者が歌いおわったあと、ゲストが歌うという流れ。
幸子さまは最後に歌うために、直球でいうと新曲歌って宣伝するために出演されているんだけれど(直球だな)、画面にうつる幸子さまがしている”仕事”はそれだけじゃなかった。

コメントの語彙力の豊かさに感服する

知ってた。幸子さまがコメントうまいの知ってた。けど改めて実感した。
幸子さまコメントうまっ!!

のど自慢は若い人からお年寄りまで幅広い年齢の人が出場するし、それぞれが歌う曲もバラバラだ。それを聴いて感想をまとめて伝える。どの出場者のコメントを振られるかわからない。しかも生放送。
私がやったら間違いなくテンパって、なにしゃべってるかわからなくなること請け合いだし、そうならないだけでももう尊敬。

ただよかったです、うまかったですで終わらない幸子さまのコメントの幅の広さと豊かさ。どんな出場者がきても、それがどんな歌唱でも、全部まるっとうけとめて、そっと返すその優しさ。返しがひとっつも被らないんですよ、オンリーワンのコメントを返している。生放送という時間の制限がある中で、的確に。語彙の豊かさ、頭の回転の良さ、切り返しの切れ味。
私の語彙力が無さ過ぎて伝えられないよ!(無力)

デビューした当時からドラマやバラエティに出演し、名だたる俳優やタレントと仕事をしてきた幸子さま。ドリフの番組でコントをしていたこともありましたよね。そういった歌以外のお仕事が全部生きているんですね。きっと。こんなところにも芸歴58年のすごみを感じてしまう。

どんなときでも忘れない全力のリアクション

ゲスト枠といって(勝手に私がそう呼んでいる)ゲストのファンで、御本人の目の前で御本人の持ち歌を歌う人がいる。
今回は幸子さまの大ファンで佐渡から上越市までやってきた20歳(たしか)の女性が「雪椿」を歌っていた。
歌い終わりアナウンサーに促され幸子さまに思いを伝えようとしてはわわわわとなってしまっている20歳女性。そんな様子をつられてはわわわと見ていた幸子さまは

567禍にも配慮した渾身のエアはぐをかます。全力でくりだされるエアはぐ。エアはぐを返す20歳女性。いい画だ。

幸子さまのリアクションはこれだけにとどまらない。

おじいちゃんとお孫さんの「いつでも夢を」のデュエットに優しい笑顔で拍子をとる幸子さま。

出だしから独創的なピッチで「おどるポンポコリン」を歌う出場者に派手にのけぞってみせる幸子さま。

フィットネスクラブの4人組が高齢者に教えている体操(脳トレ)を披露する場面で、率先して立ちあがり懸命に体操に取り組む幸子さま。

…などなど、ひと時も手を抜かない。
バラエティに出ているときだってワイプで抜かれても常在戦場の幸子さまだ。少ないとはいえお客様が入っている会場で、常に場を盛り上げよう、楽しませようとする姿は本当にプロ。ずっと楽しそうにきいてるんだもの。こちらまで楽しくなりますよそりゃ。

567禍におけるのど自慢

今まで見ていたのど自慢とは少し様相が違っていた。
距離をとるためだろう、一箇所に固まっていたバンドは上手下手に分かれて広がり、出場者は舞台上ではなく客席に座っていた。ゲストとアナウンサーは舞台の上。
いつもより幸子さま画面に映るなぁと思っていたら、それもそのはず、出場者がいないから普段の場所より中央寄りに配置され座っていた。出場者歌ってるときによく映り込んでいた。そのおかげで幸子さまのプロの仕事っぷりに気づけたわけですが。

歌は3分間のドラマ

よく聞くフレーズだけど、のど自慢はさらに短い1分ほどの時間に、その人のドラマが詰まっている。遠く離れた故郷の家族に向けて歌う人もいれば、孫と一緒に歌う人もいる。歌手を夢見て臨む人や、闘病中の家族に向けて歌う人、憧れの歌手の目の前で歌う人。たとえ何者でなくても、それぞれが色んなもん抱えて生きているんだと感じられるのど自慢が好きだ。
567禍で中止にもなっていたのど自慢。最後幸子さまが「しろくろましろ」を歌い会場が一体になった瞬間はちょっと感動した。

これからもずっと変わらず、日曜のお昼に続いていってほしい。

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長谷川晃子/happinessmusicst
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