人は自分の聴きたいものを聴いている
台風が猛威をふるっていますね。被害が少なくすみますように。私は今日買い物の時間をミスってゲリラ豪雨にあいました。
そういえば剥離骨折から1ヶ月と10日ほど経ちました。
新しい骨が生成されて来まして、先日ギブスがようやくとれました!!
待ち望んでいたサポーター生活です。お風呂にも入れるし、もう歩くのもスイスイです。でもね、油断しないようにね、いきたいと思います。今日はサポーターが雨でびしょぬれになりましたけどね。
少し前になりますが、utena drawingの個人ワークを受けました。初めての個人ワーク!しかもオンライン…どんな感じなんだろうか、ちゃんとzoomは繋がるだろうか、何時に接続してればいんだろうか、と緊張しまくってました。
utena drawingについてはこちら
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初めての個人ワークは「拍と拍子」
一拍が1番小さい山。
二拍が中くらいの山。
四拍(一小節)が1番大きい山。
野ばらを聴きながら描いていきます。
これ不思議!描いてる山によってきこえてくる音が違うんです。
私の場合ですが、小さい山を描いているときは左手の音がよくきこえてきました。いわゆるリズムの部分でしょうか。
中くらいの山のときはメロディーがきこえてきました。メロディーをなぞっている感覚。
1番大きい山のときは、もはやきいていない。楽曲を上から見下ろしているような感覚でした。俯瞰で全体を見ているかのよう。
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次はケルトハープの曲で、山の形を変えてみたらきこえ方が変わるかやってみました。
山を縦に大きくしてみたり、
逆にへらべったくしてみたり、
ループをしてみたり、
逆さにしてみたり。
野ばらのときは一拍で描いていたらリズムがきこえてきてましたが、形を取る変えると違うものがきこえてくる。
普段の私の音のきき方に近いと感じたのは縦に長い山でした。
声楽を学んできましたので、1番聴いている音はメロディーです。これだと線に沿ってメロディーが載ってるように感じたのです。
形を変えると今まできこえてなかった音がきこえてきたり、印象が変わったり、とても面白い体験でした。
拍・拍子のワークを体験して1番に感じたのは「自分が聴きたいものを聴いている」ということ。
これは自分の専攻している楽器等の影響が大きいと思いますが、ドラムやってる人ならリズムをきいているだろうし、私のようなうたの人であればメロディーを1番にきいているでしょう。
作曲の人は何をきいているんでしょうね。色んな音がきこえそう。それでも、やってた歴の1番長い楽器に影響を受けるんでしょうか。
音楽をやってる人ではなく、ダンサーだったら音楽をどうやってきいてるんでしょう。興味深い。
そんなことを考えていたら思い出した話をひとつ。
まずはこちらの動画をご覧ください。
イントロ部分だけでいいですよ!
私、家でもよく歌うんです。
この日は小林幸子様の雪椿のイントロを「ジャジャジャジャーン!!!! ジャ ジャ ジャ ジャ ジャジャジャ〜ン♪」と歌っていたんです。
そしたら主人が「チキチー」と割り込んできたんです。
え?!なにそれ?そんな音あった?と驚く私に、「ハイハット入ってるじゃん」と、さも当然のように返してくる主人(元ドラマー)。
訝しんでもう一度動画を見直してみたら
あった!ハイハット間違いなくあった!!
13才のときから数えきれないほど聴いてきた雪椿ですよ?絶対に「チキチー」は私の耳に入っていたはず。だのに、私は今の今まで「チキチー」の存在を認識していなかった。「ジャジャジャジャーン!!」しか聴いてなかったわけです。
ねぇ、やっぱり自分の聴きたいものしか認識してないんですねぇ。
そんな訳で長くなりましたが、長谷川のutena drawing記録日誌はここまでです。
今日も当たり前の幸せに感謝を。
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