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コストコのガソリンはなぜ安い? 「ガソリン売り上げは求めてない」と店側が言い切る理由とは?

ガソリンの安さについては「コストの削減」と「利益を追求しない」というのがポイントとしてあるようです。

「コストコのガスステーションは店舗での買い物と同様に、会員様のみが利用することができます。また、支払いはマスターカードのクレジットカードかコストコのプリペイドカードのみに限っていて現金では受け付けていません。その分、コストを削減することができています。買い物ついでに給油してもらう……ということが大前提のため、ガソリンでの利益を求めているわけではありません。そのため安く提供することができています」(コストコ)

一般的に大手ガソリンスタンド以外の、いわゆる“格安ガソリンスタンド”は「業転玉」と呼ばれるガソリンを仕入れているとされています。業転玉を簡単に説明すると、元売り系列店に対し販売しきれなかった余剰なガソリンのことであり、格安ガソリンスタンドはこれを流通業者を通じ安値で仕入れることで安くガソリンを販売できる、とされています(現在は余剰が出ず業転玉を手に入れづらいとも)。

安い理由は「ガソリンの質が悪いから」だと都市伝説的に言われることがありますが、実際のところ安さと質は関係ありません。コストコにガソリンを安く仕入れるルートがあるのかを聞くと「仕入れ先などに関しては一切公表していません」とのことでしたが「ガソリンの品質はもちろん心配いりません」としています。

価格設定については、通常のガソリンスタンドと同様に地域によって価格差はあるようです。

「コストコの店舗間でも地域によってガソリン価格に違いはあり、周辺のガソリンスタンドの価格設定に合わせ決定しています」(コストコ)

ラジオ関西より

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