日記の効力
あなたは交換日記をした事はありますか?
私の中で交換日記は友達、親戚のおばちゃん、知り合いの娘さん、とした事があります。
もちろん日記を1人で書こう!と決めて書いたこともありました。
始めた理由は
書きたいから。
グループで盛り上がって。
声をかけられて。
とかいろいろあります。
ここでは親戚の叔母ちゃんと交換日記をした時の事を書きます。
叔母ちゃんは私の母の兄嫁で、関西で占い師をやっていました。
私が20代でちょっと元気がなかった時、
『Tちゃん、叔母ちゃんと交換日記しようか?』
と声をかけてくれました。
叔母ちゃんはお客さんとも交換日記をし、その内容を見て、羅針盤みたいな道具で占って返事を書くという占いをやっていました。
私との交換日記も占ってくれていたのか知りませんが、返事は学校の先生みたいな感じ。
私が毎日欠かさず日記を書けるように、ノートを2冊用意します。
まず書いて叔母ちゃんに渡し、叔母ちゃんが書いてる間、もう1冊のノートで毎日書きます。
私は黒字で一行飛ばしに書くと、行間に赤ペンで叔母ちゃんがお返事をくれるというスタイル。
叔母ちゃん家に行った時にノートを交換します。
その時、お茶を入れてくれて、実際にもいろんな話をしました。
叔母ちゃんは私の祖母と同居していました。
祖母はもう亡くなってたんですが、嫁姑のデリケートな話。
20代の私は聞くしかなかったですが、今思い出すと、自分のルートにも関係し、なかなか貴重なお話でした。
交換日記は1年くらいで終わった気がします。
交換したノートは全部私がもらいました。
捨てずに本棚にしまっておきました。
その後、特に変わった事なく時が流れ…
ある時、叔母ちゃんとの交換日記を見つけました。
懐かしい〜
パラパラとページをめくり、読んでいたら、
そうそう、こんな事あったな〜
本でも読んでるみたいに、交換日記を読みふけてしまったんです。
日記をつけてる時は何でもない日常あったこと、その時思った事を、叔母ちゃんに宛てて書いてました。
数年後に読み返してみると、
私、こんな事で悩んでたんや〜とか、この時はこうやって立ち直ったんや〜とか、文章を読んでるだけで、当時を思い出したり、読者になった気分で読んで感動している自分が居るんです。
なんてナルシスト!と思うんですが。
いろいろ乗り越えて今の私が居るんだと思うと、また明日から頑張ろうと思えてくるんです。
日記はつけてる時もいいけど、後で読み返すのが最高にいい!
これが日記の効力なんだと思いました。
noteも日記と同じ。
この記事達もまた数年後読んだら、違う自分が、そうそう、こんな記事書いたよねって、笑顔になるんでしょうか。。