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宇宙から見たら、私たちの一生ってたった0.1秒

日々を過ごしていて、数えきれないほどの不安で押しつぶされそうになりませんか?

就職が上手くいかなかったらどうしよう…
会社の業績が上がらなかったらリストラにあうかも…
この先ずっとこの仕事をして、30代、40代、50代と年をとるのか…
老後のお金どうしよう…

特に人間が最も恐れるものって、死の不安ですよね。

私も、幼いころから生命の死について沢山考えてきました。
介護施設でアルバイトをしたこともあるので、利用者の方の死に直面することもありました。
その日は、家族が死んだらどうしようと突然不安になって、帰り道で泣きながら母に電話したことも。

大切な人や自分が、明日死ぬかもしれない。

考えただけでも、ぞっとしますよね。

近年は、コロナの流行による感染症の恐怖や、ウクライナ戦争などの社会主義国家の脅威、少子高齢化による経済の縮小、などなど。
不安となるような材料がそろっています。

そもそも日本人は元来、不安物質であるセロトニンが他国よりも多いです。
温暖湿潤で菌が増殖しやすく、自然災害も多い国で育った日本人は昔から未然に危機を察知することでなんとか生き延びてきたのが理由としてあります。

心配性な日本人が、先の見えない世の中でさらに不安に陥るのは無理もないですよね。

ですが、タイトルにも書いてある通り、私たちの一生って宇宙の歴史から見たら本当に一瞬です。最新の研究によると、宇宙の年齢は、138億年と言われます。わかりやすくするために、宇宙の歴史全体を1年に例えてみましょう。

宇宙の誕生が、元日の1月1日。銀河系の誕生が、1月11日。

地球の誕生が、8月31日。ここですでに半年は経過していますね。

そしてさらに半年が過ぎ、

最初の哺乳類の誕生が、12月26日。もう一年が終わりそうです。

人類の誕生が、12月31日 14時28分。

新人類(現生人類)の誕生が、12月31日 23時37分。

キリストの誕生が、12月31日23時59分。
西暦がやっと始まります。

宇宙の歴史から見れば、私たちの一生はたったの0.1秒です。

人の一生は長いと言いますが、実は一瞬です。
とても儚いものです。

だからなんだよと思うかもしれませんが、1年間の中のたった0.1秒の中で、今私たちが悩んでいることって、とてもちっぽけな気がしませんか?

そうやって俯瞰して考えると、私は少し気持ちが楽になります。
一瞬の生を、ありがたく、色鮮やかに生きたい。
そう思えるようになります。

ちょっと不安に陥りそうになったら、宇宙規模で、どれだけ私たちの悩みがちっぽけなことか俯瞰するのもいいかもしれませんね。

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