幼児との連弾アレンジ譜作成にあたって
happiAnessピアノ教室として
半年前にオープンして
初めての発表会が近づいている。
3ヶ月位前までに入った生徒さんしか
出演しないので、
現在レッスンに来ている生徒さんの
半数は次回からの出演にはなる。
今回出演の生徒さんは皆、
レッスンを始めて間もない
曲が弾けるようになったばかりの園児。
初めての発表会なので
無理のない範囲で
演奏を楽しめるようにと思って
初回は私との連弾2曲ずつで出演する。
連弾アレンジはオリジナル。
(原曲のイメージを変えないように
既成のフレーズを一部使ってはいる)
ひとりひとりその子を思い浮かべ、
進度や
好きな雰囲気の曲を考慮して選曲し、
連弾譜を作成した。
その生徒さんの為のアレンジで。
作成に当たって
気をつけたこと
こだわったことは、
◆連弾曲として華やかにするということより
私の伴奏パート(secondo)は
生徒さんの弾く主旋律パート(primo)の邪魔をし過ぎず
音数の少ないシンプルな伴奏の部分を
なるべく作ること
◆イントロやエンディングは
極力短くするか無くして
なるべく最後の1音を
生徒さんの音で終えるようにする
◆短いメロディの曲なので
繰り返しの2回目は
伴奏に変化を付けて
単調にならないようにする
◆生徒さんが
自宅練習で1人で弾いても
曲として成り立つ満足感が得られるようなprimoパートにすること
かつ連弾で弾いた時の方が
より充実感が得られるように
◆2曲のうちどちらか1曲には
そのタイトルに合った
動物の声・物音・光をイメージした音を
弾く箇所を作って
表現を楽しめるようにする
◆生徒さんの
元の楽譜に無い演奏部分は
五線紙に描き込みして
音符塗りをしてもらうなど
一緒に楽譜を作成するつもりで
楽譜に慣れ親しんでもらう
この他に
連弾アレンジの基本として
2人の鍵盤ポジションがぶつからないことや
その他諸々の条件を
クリアする必要も含め考慮するので、
どこか一部を妥協して
まとめたものもある。
このアレンジ譜の作成は
私にはアドレナリン出まくりの
(ドーパミン?)
けっこう好きな作業なんです
(o^^o)
そして生徒さんが練習を進めて
伴奏パートとして私も少しずつ加わり
連弾にしていくうちに、
変える所が出てきたりもした。
当初考えてた生徒パートを
行けるところまでハードルをあげてみたり、
逆に、無理なく引き算したり……。
こうして
一緒に作りあげて来た演奏、
いよいよ本番が近い。
少しの緊張感を持って
何より演奏を楽しんでほしい。