夜、夢を見る。<2>
またまたヘンな夢を見ました。それに続く話の前半は起きたときに忘れてしまっていて、覚えているハナシは後半部分のみでした。
近所のスーパーにおかんと一緒に買い物に行った帰り道、とあるドラッグストアに寄ります。そのやや細めの道の両側には個人商店らしき小さな店が並んでいて、にぎやかな界隈、と言った様子のところでした。日本の下町とアジアのどこかの繁華街がミックスされたような感じです。(夢ってホント不思議ですね、見たままを再現するんじゃないんですね)
ジブンが先を歩いていて、後ろを振り返ると後から歩いてくるはずのおかんがいない。スマホで電話をすると、すぐそこのドラッグストアにいると言う。「え〜」自分も店に入ると、混雑している。レジの前は長蛇の列で、外国人風のヒトも多い(これはニュースの映像から来てますね?)。そこで初めて、マスクをしていないことに気が付いて、マスクしないでスーパーに行ってたんだ? ヤバイじゃん! って慌てながらも、人混みを縫うように店内を歩いておかんを探します。
おかんは頬紅を買うと言う。買って使わないのが家にあるからあげるよ、と言って買わせないようにするのだけど、おかんは買うと言って少しもめる。そんなことをしているうちに…(この辺忘れました)、また別々にお店の中で行動していて、お店の中を歩き回る度に、お店が何故か高級店に変わっていきます。ドラッグストアから、高級ブランド店へみたいな感じです。(何故なんですかねえ?)
で、何かディスプレイみたいなものに引き寄せられ、それを眺めているうちに、何かを思い出し、そこを一旦離れます。その時にバッグを置いたままにしてしまったようで、戻って来た時に、バッグが無いことに気が付いてパニックになります。
店員さんに「ないない! 盗まれたんだ!」と訴えると、カウンターの上に、ジブンのバッグとそっくりなモノが置いてあるので、「それジブンのだ!」と訴えると、店員さんは動揺して、これはさっきこっちのカップルが持って来て、とか言っててここで拾ったモノじゃないです、とかなんとか言っている。
「それより中身は?」と訊くとバッグだけと答えるので、またパニックに。「財布が無い!」っと大騒ぎになります(何やってんだか…)。 「財布無いとヤバイじゃん! カード会社に電話しないと!」(この辺は現実に沿ってますね) と大騒ぎしていると、何故かそばにあるスピーカーから、マネージャーのような人物から返答があります(内容は忘れました)。
それを聞いていると、外国人カップル風の二人連れが近くに寄って来て、私たちも無くしたモノがある、みたいなことを言っています。ジブンとのやり取りは何故か英語と日本語のちゃんぽん。でも夢だから、言ってることは分かる(はは)。
カップルに対してのマネージャーの返答は、犯人らしき人物は走って逃げちゃった、みたいなこと。男性の方がふんふん、と割と冷静に聞いていて、その長閑な雰囲気に逆に不安が募ったのか、ジブンの方は、「まずいじゃん! 財布無いとまずいじゃん!」 っとすっごい勢いで喚いていて、焦りと悲しみでだんだん気持ちが膨れ上がって来て、最後は大泣きしています(客観視)。でもこの時、すっごい悲しい気持ちになりました。すっごい久しぶりに。
…と、ここで目が覚めたのですが、頭はまだ夢の世界にいるのか、悲しみが胸に広がったままで、でも目と体は、現実の世界に戻って来ている、という、意識と肉体が一致していないような状態が、数秒続きました。
しかしやがて、肉体が感じ取っている現実世界へ意識が引き寄せられて、夢の世界から抜け出した、みたいな状態になるのですが、悲しみの感情は胸に残ったままで、身体が非常に重く感じる。
づがれた〜〜夢見てづがれた〜…という感じの目覚め。
やですねぇ〜。とほほ…。
なんでこんな内容の夢を見るのでしょうか?? 夢なら楽しく明るく♫ っと思いたくなりますが、考えながらふと思ったことは、あんまり楽しい夢を見てしまうのも、実はそれはそれで罪、なのかなっと。だってそれが現実から乖離していればいるほど、その落差にツラくなったりもするかもしれない。
それにしてもですね。バッグが盗まれる前までは、基本現実で見たことをヘンな風に変換(翻案?)しただけ、のようなハナシなのでまだまあいいですが、バッグ事件が起こってから以降のハナシはいらないよ、と思いました。そのせいですっごく疲れたし。疲れを取るために寝ているのに、疲れる。これいかに。
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