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【チェコ・プラハ】22歳の1人旅の理想と現実

こんにちはよーへー(@lavemilan)です。

先日チェコの首都プラハに行ってきました。

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イタリアに留学中の筆者ですが、最後にイタリアを出たのが7月の頭でしたので実に5ヶ月ぶりに海外。(と言ってもフライトは2時間ですが)

僕の中ではかなり久しぶりの旅行ということで結構テンション上がっていました。

しかも、新しい国にいくのは昨年クリスマスのタイ以来だったのでおよそ1年ぶり。

全く知らない土地、知らない言葉の国に行くのはやはり新鮮で非常に面白いです。

プラハというと「百塔の街」と言われ町全体が世界遺産にも登録されている超有名な観光名所。

街並みは絶景でテーマパークの中にいるような感覚でした。

と、そんな綺麗な街並みはもちろんですが、今回はそんな「美しいプラハ!」という話しではなくて1泊500 円のホステルの話しです。笑

SNSではこんな感じで綺麗な写真をアップしていますが、22歳の1人旅の現実はこんな感じだよ。というのをお見せします。笑

■1泊500円のホステルレポート

⚫︎ファーストインプレッション

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ホステルには何度か泊まった経験がありました。

フィンランドの首都ヘルシンキで1回。スペインの美食の街ビルバオで1回。それぞれ値段は1泊1000円ー2000円だったかな。

なので多少、ホステルや格安ホテルへの免疫はあるつもりでした。

まず入って、驚いたのは真っ暗。笑

過去のホステルでは入り口と同時にオープンスペースがあり(綺麗ではないにせよ)、そこそこ人で賑わっていましたが、暗すぎて受付がどこかも一瞬わかりませんでした。(上写真)

ここで若干、これはちょっと違うタイプのホステルかも?と気づきます。笑

もう1つ不気味だったのは、エントランスにかなりの高齢者の方が数人座っていたこと。

冗談抜きでお化け屋敷かと思いました…

⚫︎8人部屋匂い醜悪

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チェックインを終え、部屋へ。

部屋は2段ベットが4つ並ぶ8人部屋。

このフォルムはさほど真新しいわけではないですが、衝撃は匂い。

サッカー部の合宿の終盤のような、汗と湿った強烈な匂いが襲ってきます。

アメリカのカレッジのサッカーキャンプに参加したときに大きな体育館で30人くらいで雑魚寝したのを思い出しました

正直この時点で帰りたくなりました。笑

いやーここまでして、チェコくる必要あったかー。^^;

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上写真の上段で2泊したのですが、下の人のいびきがうるさかった。笑

先日イヤホンのない生活についての記事を書きましたが、一転AirPods Proのノイズキャンセリング機能(耳栓のような機能)がこんなところで生きました。笑

ちなみに今回は12月で冬だったのでまだ良かったですが、真夏は地獄でしょうね…(冬ならいいですが、暑い季節に行くのはガチでオススメしません。)

■泊まっているのはホームレス?

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実際にどんな人が泊まっているのかなと気になりますね。

話した人の中にはアルゼンチン、エクアドル、イタリア出身の人がいてかなり多国籍でした。

どのくらい泊まっているの?というと1ヶ月、中には2ヶ月なんて人も。

自ら「俺らはホームレスだ!ガハハハ」と言っていたので、やはり何かしら事情があってここにたどり着いたのでしょう。

確かにみんな流れてきた感が強かった。笑

たくましい。(のか?)

立地も街の中心から電車で15分ほどで、1泊500円で月に2万も行かないのは金額だけみるとかなりお得ですね。(プラハの1人暮しの平均家賃は4−10万らしい・シェアハウスならもう少し抑えられそう)

他には彼女と別れて家のない前歯もないニュージーランド人にも会いました。彼は過去に日本人と結婚していたようで少し日本語を知っていて、世界は狭いなあなんて。

ただ、最初は面白そうな人だな!となったのですが、話しているとテンションとか、ノリがヤバいやつだなと感じたのでチェックアウトと同時にさよならしました。

英語の先生をやっているようですが、今日の授業は疲れたからキャンセルだとか、朝から大声で自分で作ったラップを披露してきたりと少しどこかネジが取れたような人でした。世の中にはほんといろいろな人がいます。

⚫︎衛生面は超ギリギリ

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気になる衛生面。共同スペース(キッチンもどきやトイレ・シャワー室)には毎日掃除が入っている様子でした。

なのでギリギリで保たれている感じですね。掃除が入らなかったら1週間でゴミ屋敷になりそう…

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写真はシェワー室。男女兼用だったので、そういうのを気にする方は事前にチェックをオススメします。ヘルシンキ、スペインのホステルではしっかり分かれていたので、基本的には分かれていると考えていいと思います。

キッチンも水道と冷蔵庫とポットのみ。料理はできないですね。

ヘルシンキのホステルではしっかりとした共同キッチンがあり、そこならぎり自炊ができるなと感じたことがありましたが、ここでは難しそう。そうなると、1ヶ月や2ヶ月そこで「生活する」のは逆にお金かかりそうだけど、(ここに長期滞在せざるおえない人は)色々書類とか難しいことは他にもあるのかな。

ちなみにスペインのホステルでは果物とか、小さいクロワッサンとかが朝食として朝9時くらいであれば無料で貰えたな。ホステルのサービスは場所によって本当にまちまちですね。

■金銭的に結局どうなの?

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3泊4日のショートトリップでしたが(1泊は空港)、ホステルにはなるべくいたくなかったので朝から晩まで基本的に外にいました。

今回は観光兼作業もやりたかったのでスタバに3日間で計8時間近くいたんじゃないかな?笑。

チェコの物価は安いと言われていますが、まあそこそこです。タイなど東南アジアなどのように衝撃的な安さはなかった。

結局、カフェ代とか合わせたら、意外と高くつくんじゃない?と思ったけど、そこまででした。反対に外の方が作業も進みますし、1日中外にいなくてはいけない状況を作ったのは正解でした。ホステルにいたくなさすぎて、朝7時からスタバで作業とかしていたので。家(ホテル)にいるとゴロゴロしちゃいますからね。笑

個人的に慣れは恐ろしいなと思ったのは、3日目の朝には何となく慣れている自分がいたことです。笑

適応力はすごいな。

■学生の1人旅は…

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海外留学している友達をSNSで覗くと綺麗な街並みをバックに写真を撮っていて羨ましいとか、たくさんの国に行っていてお金あるなとか思うかもしれませんが、現実はそんな甘くありません。笑

特にヨーロッパはチケットの値段も安く、数日でも国を簡単に跨げてしまいますし、思っているよりケチな旅している人も多いと思いますよ。笑

個人的には金銭的に抑えられますし、普段接することのない人との出会いとかそういう方たちの生活の一部を知ることができるので経験としても面白いと思いますが。

あと、暖かい布団があって、キッチンがある”普通”の生活に改めて感謝を持つようになります。

ということで、いい感じで話しがまとまった(?)ので今回はここら辺で。笑

ではまた!

★ブログでプラハ空港での空港泊についても書いたのでよろしくです。

★今回泊まったホテル詳細。だいぶ写真は盛れている。笑


ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑