Audibleを1年間使った私のおすすめタイトル
私の周りでも出勤途中や家事をしながら、仕事をしながらでもイヤホンでAudibleを楽しむ人が増えてきました。オススメの本があったら教えてと聞かれることも多くなりましたので、私の独断と偏見でオススメの本を紹介します。
Audible (オーディブル) – 本を聴くAmazonのサービス
オーディブルおすすめ本1
嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健
オススメはと聞かれて真っ先に答えるのはこの本。自己啓発ものはそれほど読まない方ですが、このアドラー心理学だけは別。ものすごく悩んでいた時期もありましたが、これでだいぶん心が楽になりました。
自分に叩き込むように、これはなんども聴きました。そして少しずつ悩みから解放されて、うつ状態からようやく抜け出すことができました。これは私には良質な薬だったということです。
この二人の朗読者の声がとてもいいのです。聞き取りやすく、ついつい集中して聞いてしまいます。この本に関してはもう4回くらい聞いています。理解するのはとてもわかりやすいのですが、実戦はなかなか難しい。でも何か困ったことがあって立ち止まるとこの本の内容を思い出します。
オーディブルおすすめ本2
幸せになる勇気 岸見一郎 古賀史健
上の「嫌われる勇気」の続編です。そう、わかりやすいけれど、実践が難しい思想です。そして実践しようとして挫折した青年が哲学者の元に戻ってきてこの心理学を否定するようなことを言うところから始まります。
こちらも考えさせられることが多く、何度も聞きました。が、やっぱり実戦は難しい!いつも心にはとめていますが。
オーディブルおすすめ本3
FACT FULNESS ハンス・ロスリング
これは本も買って読み、そしてもう一度Audibleで聞いています。これ、面白いです。表やグラフが豊富なので、本を見ながら読んでもらうという贅沢。視覚と聴覚両方で入ってくるので頭に入りやすいのです。私はこの動画を見て本を買いました。とてもわかりやすくこの本の魅力を説明しています。こちらも合わせてどうぞ。
オーディブルおすすめ本4
羊と鋼の森 宮下奈都
印象としては主人公の感情が平坦すぎて、少し物足りないですが、でも耳で聞く物語としては心地よく、静かで穏やかな気持ちになれる素敵な成長物語でした。この本よかったという話題の中で「映画もいいよ〜」と教えてくれた人がいました。あわせてどうぞ。
オーディブルおすすめ本5
わたしを離さないで カズオ・イシグロ
大好きなカズオ・イシグロさんの本。前に本で読みました。淡々と日常が語られていく中で「提供者」「介護人」などの言葉が出てきて最初は何のことだろうと疑問に思いながら読みます。そして読んでいくうちにようやくその意味が。徐々に胸が締め付けられます。
本で読んだ時にも夢中になりましたが、オーディブルの朗読の声が心地よく、ついつい引き込まれていきます。切ないですがおすすめです。
オーディブルおすすめ本6
日の名残り カズオ・イシグロ
カズオ・イシグロさんの魅力は何と言っても品の良さ。イギリスの品格ある執事によって丁寧に静かに語られる回想に胸を締め付けられます。本を読んだのはかなり前ですが、ノーベル文学賞を取られた時は本当に嬉しかった!長年のオススメ本です。
オーディブルおすすめ本7
ペンギンハイウェイ 森見登美彦
こちらはKindleでよくわからないまま購入し、読んでみると、ついつい読み進んでしまう本でした。読みながら映像がうかぶ。そしてその映像はなぜかアニメーション。漫画を読んでいる感覚で読んだ本でしたが、その後Audibleで聞いてみるとこれもアニメーション映画を見ている感覚で、本の印象と全く同じでした。ファンタジー好きにはおすすめです。
オーディブルおすすめ本8
いちばん長い夜に 乃南 アサ
普通はあまりお目にかかれない前持ちという立場の人が、淡々と努力しながら生きていく姿を描いています。実際の作者の体験も盛り込まれていて臨場感がある描写でした。
Audibleは普段忙しくて本を読めない人におすすめのサービスです。こちらの記事も合わせてどうぞ。
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