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キズをつける

来月の(正確には再来月の)クレジットカードの引き落とし状況を確認したところ、まだあと数万いける…!と思えた(※個人の感想です)ので、PCアクセサリー的なものを新調しようかなと思った。

残念ながら日常生活で一番使うものはPCとiPhoneだ。
このiPhoneには10年選手として頑張ってもらうとして、さすがにスマホカバーくらいは定期的に新調してあげないと可哀想だ。ただでさえ主人が意味のわからないエア・ドゥのエコキャンペーンのステッカーを挟んでくるような不憫なiPhoneだ。ちなみに前回の記事を書いてから丸2年が経過したが、いまだに画面を割っていない。今の自分に、何か一つでも誇れることがあるとしたら、迷わずにそのことを挙げたい。


ものを大切にしたいとは常々思っている。
人を大切にしたい、とも。

でもそれを含めてあらゆることが運とタイミングでしかないとも思う。


絶対に大切に読むぞと決めて買った本に、買って2週間でコーヒーをぶちまけたり(さすがに譬え話)、もうそんなぞんざいな扱い方しないよね、と自分を信じる気持ちで使っていた買って半年足らずのPCに思わぬキズをつけたりする(実話である…)

キズがついたら、その瞬間にものを大切にしたいと思った気持ちは嘘になるんだろうか?


そうは思わない、とは言い切れない。
キズがついた時点で私は何かを大切にしたいと考えていた自分自身の信頼を損なってしまったような気がするのだ。

表面的には大きな損傷がないように見えるiPhoneのガラス画面も、その表面にさらに貼られたガラスフィルムには角のところに小さなキズが幾つもついていることに気が付く。でも、仕方ないじゃないか。だって私の不注意とはいえ、私がそのキズを付けたいと思ったわけではないのだから……


ものを新調したいだけなのに、随分と暗い話になってしまった。

だからこそ日常に明るさを取り入れたいと思う。
数千円でそれが叶うのなら、安いものだ。


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