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マギアレコード使用感② レベル1帯のアクション編

マギアレコード(TVアニメ追加版)の構築、ムーヴ、ハンドキープ基準、対面毎の有利不利についての雑感。

自分のキープ基準と、回し方に合った構築を求めて。

引用:Utool for WS 画像出力
   WS公式カードリスト

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Ⅲ.軸にしたいカード ~レベル1帯&新弾編~

前回記事で述べた通り、レベル1の軸は『息のあったコンビネーション』にしたかったため、おのずと相性のいいレベル2のキャラ探しから始まった。

適当なスペックの新カードであればエンド性能も高いほむらギミックを採用している方が強い場合が多いし、レベル2-3の噛み合いもあり気にいっていた事も背中を押す。

前列向け、後列向けに区切って紹介する。

1)前列向けレベル2

前回も話した通り、僕が求める点は3つ。

①パワーが高い事
…攻める時はもちろん、相手にチャンプアタックを強要出来るパワー。
リソースを割かずに盤面除去が出来る事は非常に強力。

②アドバンテージがある事
…ストックが増える、手札が増える(入れ替えられる)、相手にダメージが入るor自分が回復出来る…etc

③ソウルが2である事
…ダメージレースを手中に収めたいため。場面として、高パワーを活かして倒したい相手にフロントアタックする機会が多いため、それでもソウル2でアタックできる事は利点の場合が多く、可能なら優先したい。


※以上の条件を優先するため、この項では、例えばレベル3のキャラを対象に効果を発揮する特殊相殺カードやガッツンダーになった魔法少女たちの紹介は除外される。


その① 『それぞれの想い ももこ』

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条件との比較
①パワーが高い事:5桁のパワーが出せる ⇒ GOOD
②アドバンテージがある事:登場時に条件付きながらストックブースト&CXシナジーでダメージを与える事も出来る ⇒ GOOD
③ソウルが2である事:ソウル”1” ⇒ SoSo

今日のカードとして公開された時点で非常に興味をひかれた。
正直、前弾の『綾野 梨花』のパワー9000前後では倒せない対面も多く、結局同様にレベル2で居座る相手を処理できない事もあったため、純粋にパワーが勝るこのカードの方が有利な場面が多そうに感じた。

加えて、登場の時点でストックを増やす事が出来るのもありがたい。
『綾野梨花』の場合では、自ターンが来る前に除去され、特に仕事をせずに終わる事も少なからずあったため、即時効果の利点が勝る。

そして、後程紹介するが、本来このカードにはシナジーを形成するレベル3のカードがあり、そのカードからの理想的な出先、所謂デザイナーズコンボ枠であるため、CXシナジーでのバーン効果が書かれている。
しかし、そのバーン効果には前列にこのカードがいる事以外の条件は特になく、いつかのグレンラガンのように、実質レベル3でないと存在しないと同義のテキストではない。最短でレベル1から効果起動していけるため、アドバンテージとしてカウント出来る。

最期に、ソウルが1である事は懸念点だが、さすがに求めすぎになる。
加えて、バーン効果も搭載されているため、必要時にはダメージを稼いでくれる効果で総ダメージ量はトントン、という計算だろうか…


その② 『息の合った姉妹 月夜』

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このカード自体は、特徴にもある通り相方とも言える<双子>が存在するため、そちらも合わせて紹介する。

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①パワーが高い事:9000~10000辺り ⇒ SoSo
②アドバンテージがある事:クライマックス依存ではあるが超低コストでストックブースト&ダメージ効果あり ⇒ GOOD
③ソウルが2である事:ソウル1 ⇒ SoSo


正直こちらも強そうに感じた。
何よりも、キャラは異なるが、シナジーするクライマックスが共有である点が非常に評価が高い。

レベル1の効果はハンドアドバンテージと面割り
レベル2の効果はダメージとストックブースト


コストも特定キャラではあるが、4枚以上採用出来るため効果を発揮できる場面はお膳立てせずとも用意出来そうである。

これらと『息のあったコンビネーション』を同時採用すると、レベル3の枠がシナジーに縛られず自由になるため、様々な構成が出来そうである。


その③  『ウワサの元へ いろは』

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①パワーが高い事:10000~11000辺り ⇒ GOOD
②アドバンテージがある事:なんとクライマックスを戻す事が出来る!が、攻めの構成にしていきたい個人的見解を挟む ⇒ BAD
③ソウルが2である事:ソウル1 ⇒ SoSo

強引にこのカードを活かす場面を考えると…
まどか☆マギカと言えば?という質問に対して、一定数は『回復耐久』だというイメージがある人もいるだろう。

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①さやかパターン②アルティメットまどかパターン、の2種類がある。
なんなら僕自身が『息のあったコンビネーション』で最初に採用したレベル2ギミックは上記②のアルティメットまどかギミックだった。

しかし、回復するだけで特にゲームエンド性能もなければダメージ遮断方法も他に少なく、単純に『回復するだけ』で終わるため、あまり耐久性を感じなかった、というのが実際である。

例えばCharlotteのように回復、バーンメタ、ダメージコントロールがあれば。
例えば冴えカノのように回復、ゲームエンド性能、思い出圧縮があれば。

アルティメットまどかギミックにこのいろはをつけ足せば、クライマックス枚数をカサ増ししているのと同様になるため、回復力は上がるだろう。



2)後列向けレベル2

後列に関しては要求は単純になる。

①パワーやソウルを上げてくれる事
…単純明快。補正値が高ければ高い程良い。

②アドバンテージがある事
…比較対象がチェンジ持ちのほむらであるため、こういったギミックがあればなお良い。



その① 『それぞれの想い さな』

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①補正値が高い事:応援で+1500 ⇒ GOOD
②アドバンテージがある事:思い出圧縮効果あり ⇒ SoSo

前列向けのキャラにはソウル2がいなかったのにばりばり後列枠のこのカードがソウル2なのはなんの皮肉か。


その② 『未知への警戒 やちよ』

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①補正値が高い事:全体+1000 ⇒ GOOD
②アドバンテージがある事:ナツイロ効果 ⇒ GOOD

結論から言うとこのカードを採用しようと考えたため文量が多くなる。

まず、全体+1000はちょうどよい。もちろん数字だけで言えば応援+1500の方が補正値は高いが、その点は2つ目の効果の有用性が勝る。

『クライマックスが置かれた時に1体を+2000』

そもそもこのデッキは、レベル1をストックブースト対応かつリバース依存のカードを使用しているため、パワーラインの上昇が必要になる。
最短での使用を検討しているため、レベル2の蘇生対象を多めに考えてはいるが、その実、効果自体はレベル2帯場面でもリバースさえさせられれば適応出来るし、その際の蘇生対象はレベル3のキャラになる
しかし、元々の構築だと、後列で1500補正してくれていたほむらはターンのはじめにレベル3にチェンジするし、リバース依存が2種類並ぶため併用出来ない。その中で勝利に直結する行為を選択すれば、ほむら側の効果を優先する場合が多く、レベル2以降は①敵を倒せない②クライマックスが違う、という場面が多かった。

その点、この新規カードは痒い所に手が届くスペックだった。
ほむらとの同時採用は難しそうだったが、レベル1との相性は最高である。
また、手札からも出しやすいというのが地味にありがたい。元のほむらはコスト2であったため、うっかりバウンスされようものなら再設置はかえってテンポロスを招く場合もあるがやらないと弱いというジレンマがあった。

リバースしやすい効果が前面に押し出されているため、今回は心置きなくリバース効果を持ったキャラをどんどん採用してみる事に至った。


その③ 『マギウスの翼 みふゆ』

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①補正値:レベル応援 ⇒ GOOD
②アドバンテージ:上述した双子と噛み合う ⇒ 特定構築

双子ギミックめっちゃ強くないですか?

ハンドコスト上、手札入れ替え効果ではあるが、コスト対象の幅が広く、回収対象も≪魔法≫対象のため採用されるすべてのキャラを回収できる事と同義である。

これはこれで別のデッキで使おうと思う。



 結論

前列枠『ももこ(扉対応)』      後列枠『やちよ(ナツイロ)』



3)サブプラン編

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このギミックを採用。
今回のマギアレコードで追加された各色のレベル0サイクルには、以下のテキストがある。

『自』バトル中のこのカードがリバースした時、あなたの思い出が2枚以下なら、あなたはこのカードを思い出にしてよい。


赤はわかりやすくパワー付与。何度も言っている遠り、『息のあったコンビネーション』へのパワー付与が重要であり、かつ、元々は圧殺する事の多かった前列枠に対して、自動的に思い出に飛んで有意義に空き面を用意出来る事が素晴らしい噛み合いを見せており、真っ先に採用を検討した。
相方でもあるレベル1のカードも、普通に使ってもレベル1相殺、固有効果で思い出から戻しながら控え室から回収できるという便利効果。クライマックスシナジーを発動できない場面などで、自陣のボードをプラスするアドバンテージは得られないものの、ハンド面と相殺による相手のボードマイナス面でアドバンテージを得られるため非常に好感触。

元々1帯の相打ち枠はパワーパンプ効果のあるこれを採用していた。

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もちろん悪くないが、スロットが増えつつも実際にしている効果の強さは新規カードの方が強い行為をしているため、枠の交換となった。


ちなみに、新規カードの各色思い出サイクルを紹介しておく。


黄色・青色 : フェリシア

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黄色 ・ 緑色 : さな

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赤色 : 鶴乃

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緑色 ・ 青色 : やちよ

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一番噛み合わせ易そうだったのが赤であるし、緑・黄枠もやれる事は同じ。
特定のカードを狙って回収出来る赤側に好みの面で軍配が上がった所。


自分に合った回し方で今回の採用枠に至ったものの、カードの種類は多岐に渡るし構築は自由度が増している。
特に、今回は軸にしたかったギミックがリバース依存だったためにこのような採用に至っている。



次回は、レベル2以降から花形のレベル3の枠について紹介したい。



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