ゾンビランドサガ リベンジ ~愛・純子構築編~
WSゾンビランドサガ リベンジの構築、ムーヴ、ハンドキープ基準、対面毎の有利不利についての雑感。
自分のキープ基準と、回し方に合った構築を求めて。
画像引用:DECK LOG
Utool for WS 画像出力
WS公式カードリスト
DECK LOG :デッキコード RN3M
※11/14日編集
クライマックス配分 : 宝 4枚 門 4枚
運命へのリベンジ関連 : 0枚
参考価格:11/14現在 22000円~25000円
Ⅰ.採用CXコンボ と デザイナーズコンボ
前提として『運命へのリベンジ』は採用しないデッキとしました。
採用の是非については前回記事でつらつらと書きましたので、お時間ある際にご一読頂ければと思います。
今回は結果的に宝の純子、門の愛の採用となりました。
純子のCXコンボは、
●アタック時に手札を1枚捨ててキャラを回収する効果
●フロントアタックされた際にバトル前に手札に戻る効果
以上2つを持っています。
自身の効果とクライマックスの効果を反映させればパワー6500でアタック出来るため(実際はもっと補正する事が多い)、申し分ありません。
いずれか1つだけであれば、アタック時に手札を消費せずに済んでいたでしょうが、合算効果のため手札コストが要求されます。
しかし、手札を1枚捨ててキャラを回収、であるため、トリガー効果で手札に来る事の多い宝、門を捨てる事でキャラに変換する事も可能であるし、その時点の手札で捨てたい札がないor控室の回収対象が弱い、という場合でも、手札のキャラを捨ててそのまま回収、とする事で一連の効果のすべてを発揮可能です。例えばドローやルックであれば手札が劣悪になっていく場合もあるため、山札を掘る事が単体では出来ない代わりに、確実に狙った手札に近付く(遠退かない)のは控室回収効果の良い点だと思っています。
また、手札に戻って来る効果であるため、相手の1帯がリバース依存効果である場合は封殺する事が出来ます。パワー補正も自分ターンのみであるものの、返しのターンは手札に戻って来る前提であるため十分な効果でしょう。
次に、愛のCXコンボは、
●クライマックスが置かれた時に、自分のキャラを+1000し「バトルで相手をリバースさせた後に3点バーン効果」を付与する
という物です。
自身が持つ場合では、相手の面が強固である場合に補正値が届かず、不発となってしまう事も考えられるリバース依存効果でも、自陣に付与する事が出来るのであれば、もっともパワー勝ち出来そうな対面に付与する事で有効的に活用出来ます。そして、この付与効果は、3枚分の効果をどこか1枚に集中させて、3枚それぞれ発揮されるものであるため、コストさえあれば問題ありません。そのコストも軽めの物ですし、容易しやすいでしょう。
また、この愛に関してはテキスト内にもあるように、デザイナーズコンボとなっている高相性カードが存在します。
本来であれば、2体のレベル3キャラを出したい場合には4コストが要求される事が一般的ですが、この純子は効果で蘇生出来るためコスト軽減を買っています。加えて、自身は相手の妨害札をシャットアウトしつつパワー補正もかかるため、愛の効果を付与してくれ、と言わんばかりのデザインです。
※劇中でも愛と純子は徐々に徐々に対等な相棒のように切磋琢磨していくため素敵な再現だと思います。
表①.レベル3での前列形成の比較
相手のデッキに対する理解が求められますが、ダメージ遮断系のイベントやリバースされないイベント、高パワーの助太刀やコストでキャラを退却させる助太刀など、『リバースした時の効果を妨害するカード』は沢山存在します。これらがまったく存在しないカードプールは少ないでしょうし、テンプレとされるリストでは採用されていなくても、目の前の対戦相手が採用していたら…などと、思考はいくらでも出来てしまいます。
そういった場合であれば、表の左側『純子+愛2枚』が無難でしょう。
逆に、相手の前列パワーラインがどれも高くなく、コスト捻出に余裕がある場合は、表の右側『愛3枚』が良いでしょう。
愛の効果はもちろん自身に付与する事も出来るため、どこが勝っても3点バーンという前列を形成する事が可能です。3枚すべてをケアする事は難しいでしょうし、その場合は相手に払わせているコストの方が過多となり、こちらのディスアドバンテージ自体は0枚であるため延命こそされるものの、有利不利は付け難い場面となるのではないでしょうか。
また、この2種のクライマックスを名指しで参照するサポートカードが存在します。
効果は3つで、
①レベルを参照する応援
②クライマックスが発動した時に1体に+1000する効果
③トリガーチェックで今回採用した宝か門が出た後で、クライマックスを手札から捨てる事で控室のキャラを回収し味方を+1000する効果
なんという令和。
伝説の昭和のアイドルは令和に適応しています。
③の効果処理順について補足します。
1.キャラでアタックし、アタック時効果を処理する
2.トリガーチェックでクライマックスが捲れる
3.宝なら手札に加えストックを置くか宣言する
門なら控室のクライマックスを手札に回収するか宣言する
4.純子の効果が反応し、手札からクライマックスがあれば捨てる事で一連の効果を発揮するか宣言する
トリガー効果を真っ先に処理する、これを覚えておけば順番間違いはなくなると思います。
※かつて私が勘違いしていた3.の処理で、門をトリガーした際に待機させて4.のような効果を処理してから待機を解決してクライマックス回収が出来ると思っていた事がありました。それは不可能です。
この応援純子は、このCX採用にする事を後押ししてくれた要素でもあります。先に述べていた宝純子、門愛のそれぞれの課題となる可能性があるパワーライン問題を底上げしてくれる事はもちろん、宝門という手札にクライマックスがかさばりやすい効果を、確実なアドバンテージである扉相応のキャラ回収に変換してくれる効果は、トリガー効果という不確定要素ではあるものの非常にありがたい効果です。
ただ、コストで捨てる事が出来るのはクライマックスのみであるため、本当にキャラ回収を優先すべきかは精査が必要です。というのも、クライマックスが来やすい構成だからと言って処理に回し過ぎては、自ターンの発動回数が減ってしまいます。次のメインフェイズやアタックフェイズでも手札から処理する事は容易である場合が多いので、回収後すぐにキャラに変換するのではなく、次ターンの発動のためにキープするという選択も必要です。
最後の最後に3点バーンの多面があるものの、道中のダメージが刻めなければ脅威も薄れてしまいます。
Ⅱ.複数枚採用した他カード
ゾンサガにおける0帯三種の神器と成り得るカードと思っています。
3種×4枚で12スロット採用する事もあり得るでしょう。
汎用性に長けた効果である代わり、それぞれの色がばらけているため、レベル置き場に置く際の色発生に協力してくれる場合もあれば、メイン色と異なっているものの効果には代えられないため採用せざるを得ない、というケースもあるかもしれません。今回の場合だと、黄・緑・青のカラーリングで設計できたため邪魔をする事はありませんが、赤を採用したい場合にぶち当たる問題でしょうか。
純子は、自身がパワーアップ効果を持っており、味方を後列に避難させる事の出来る後攻向けアタッカーです。毎試合前列向けカードばかりで0帯を戦える訳もなく、仕方なく後列向けカードをアタックに回す事も少なくありません。こういった場合に重宝する上に、色も黄色であり終盤は出番が減る効果であるため、色発生となる事が多いです。
愛は、冴えカノにも同型カードがあり、あちらと比較して移動が確定となりコストが思い出ではなく控室になった先行向けアタッカーかつ潤滑油です。トリガーチェックでストックに行ってしまったクライマックスを処理しつつ確実にキャラに変わる札であり、これもまた重宝します。
3種選抜カードでもあり当時見ない日は無かった
リリィは、舞台にコスト0を直接登場させる効果であり、レベル0であれば純子や愛などのアタッカーから後列向けカードなどを呼び出せますし、レベル1であればCXコンボを持った純子を呼び出す事も可能です。また、もう1つの効果も、相手のクライマックス発動に反応してストックに置かれる効果であり、前列にいれば相手のリバース依存効果を二重に外す事も可能ですし、適当な場面で後列に置いておいてストックに変換する選択肢を相手にチラつかせる事も可能です。
後列向けカードとしては、今回はゆうぎり姐さんを選択しました。
クライマックスを多く手札に呼び込みやすい構成上、1つ目のクライマックスに反応してキャラを加えられる効果も有効的に活用出来ると思います。
2つ目の効果も、パワーやレベルの補正はもちろん、1帯の純子の効果起動に手札が要求されるため、どうしても手札もストックもない場合に、一旦ゆうぎりをコストで手札に戻して、CXコンボの起動コストを確保する事も必要性を感じたため、選択されました。
しかし、色はまったく関係ない赤であるし、メインフェイズ時点では特に手札を整える事が出来ない事がネックです。
それは『集中』の方が効果的でしょうし、いかに1帯の純子を多面するかがアドバンテージなこのデッキにとっては、難しい選択でした。
今回は、先述したレベル0潤滑油の愛とリリィの効果で用意出来るようにメイクしていく事と、純子がCXコンボによって手札に再度戻って来る事を主軸にして、純子を準備する事よりも純子を次に活かす事を仮定としました。
準備の方が重要だろう、と感じる方もおられると思いますので、
集中を選択する場合の候補はこれらのカードがあります。
色の噛み合いやすい青と緑はいずれも山札サーチのため準備としてはやりやすいと思います。
また、控室サルベージの場合は黄か赤になります。黄はレベル1からの集中ですし、赤はこれまた色が噛み合わない、という事もあるため、激押しはしにくいです。
また、純子と言う特定のカードを探し当てる事よりも、山札を掘ると言う行為の方に主軸を置きたい方であれば、こちらもあります。
二度とデートアライブのような集中は作ってやらないぞ、という製作陣の反省点が詰められている、業のもつ鍋のようなカードです。リリィが何をしたというのでしょうか。
今回は1帯の純子に限った話をしていますが、基本的に『このカードが欲しい』というビジョンのないまま起動出来ない効果であるため、優先順位を付ける事が非常に重要です。
先にも述べた通り、最低5ストックさえあればこのデッキの安定フィニッシュは可能であるため、そこに向けてストック管理を進めましょう。
このデッキの場合はデッキを掘る事にどうやってもストックを要求してしまうような構成になっているため、むやみな確定サーチよりも、不確定ではあるものの複数枚掘り進める事が出来る愛、ゆうぎり姐さんの効果の方が優先される場合がある事を念頭に置いてください。
次に、条件次第でレベル2段階で登場させる事が出来るレベル3のカードです。
今回は、
①控室のクライマックスが2枚以下であればレベル2になる
②パワーが11000になる
③登場した次のターンまで『正面のキャラのソウルを-2』する
青のリリィを採用しました。
レベル応援と合わせて12500まで上昇しつつソウル減少でダメージ軽減も出来るため、いくらかであればシンフォギアに代表されるような相手のデッキトップを見てクライマックスを外させる効果から3点以上のアタックを受ける事をいくらかでも、いくらかでも軽減できないか、という事での採用です。
必ず脳裏をチラつくこの効果にいつも煮え湯を飲まされている
弱点と言うか弱くなる場面は明らかで、リフレッシュしたもののクライマックスが3枚以上で出す事が出来なかった場合です。後から出しても回復出来る訳では無いし、道中でダメージを低減出来る場合と、次のターンにキャンセルが多ければ勝ちだが通ってしまえば致死量という場面に出す場合とでは選択の難しさが段違いです。そのため、可能な限りはこのリリィを2体登場させる事に重きを置きたいと思っています。
そのため、レベル1純子の効果で入れ替えて抱えたい筆頭はこのカードでしょう。もちろん、ゲームスピードによっては他のカードを優先します。
対抗馬となるのは、黄色のリリィです。
効果は、
①控室のクライマックスが2枚以下であればレベル2になる
②後列のキャラに付き+1000される
③コストを払わない特殊召喚か、回復か、全体+3000かを発揮
実質効果5個みたいなもんです。
超越龍ドラゴニック・ヌーベルバーグみたいなもんでしょうか。
早期登場条件は青リリィと一緒であるため、展開はほぼ同じとなります。ただ、こちらは確実なアドバンテージである『クロックを1枚回復する』効果を持っています。
また、1枚引きながらコスト1以下を踏み倒す事が出来ます。このデッキではレベル応援を出す事が出来ればコスト効率が良いでしょうが、レベル応援の純子はレベル1の時点で出しておきたいカードであるため、テンポを取り返したい場合に使用されるでしょう。ちなみに、先述したシンフォギアの切歌ならコスト2を踏み倒しています。なんなんだお前は。
そして、仮に後手後手に回りボードを掌握されそうな場合でも取り返す事の出来そうな全体+3000のサイズアップは頼もしいです。
特に、ダメージレースで優位なら踏み倒し、五分~不利なら回復、ボードアドバンテージならパンプと、状況に応じて選べる点は優秀です。
また、踏み倒しも手札から行われるため、それらの登場時効果も発動する事が出来ます。仮に採用する場合の候補は、どちらかと言えばレベル2/コスト1のカードとなるでしょうから、それらを見ていきましょう。
後列でパワーを上げる筆頭。相手ターンも高パワー。
これらはイベント参照カード。相手の早出し処理性能が高い。
面処理性能もありつつ、条件次第でストック回復も可能
こうして書いている内に、青リリィより黄リリィの方がいいんじゃないかと思い始めています。近い内に両方試そうと思います。
この際なので、他にもいる、早期登場が可能な回復効果を持ったカードを紹介します。
こちらはクライマックスの見え方に関係なく登場させる事が出来る伝説の山田たえです。リリィと違い、ストックに回復出来るため、差別化されています。加えて、このようなサポートカードも存在します。
自ターンのパワーに特化した伝説の山田たえを更に補助しつつ、相手のキャラにアンコールさせないようにクロックシュートする事が出来る効果です。
クロックシュートは他のキャラであっても付与させる事が出来るため、スタンバイを主軸にしたデッキを想定するのであれば有効に働くでしょう。
ただ、何度か話しているように今回は赤の採用を抑えているため、採用しません。
・・・・・・・・・新規追記枠・・・・・・・・・
通称オペトル互換の集中イベントです。
前回執筆時点では、メインの緑と発生、管理が難しいために採用しにくい、と話していましたが、実際に対戦を通じてデッキを回している内に考えを改めなければいけませんでした。
このデッキ、というかゾンサガにおいては、能動的に山札を掘り進める効果が不足している、という話は先述している通りです。
4枚を掘り進める事の出来る愛はいるものの、1コスト要します。
同じように後列で効果を発揮する集中やゆうぎり姐さんも、1コスト要します。
コストを要さずに山札を掘れるカードは非常に貴重であり、このカードに白羽の矢が立ちました。プレイだけでは前回のリストではカバーしきれず、そもそも採用されていなければどうしようもない、という場面の方が多かったです。
また、レベル1の純子2種の効果で控室からキャラを回収する事は圧倒的に質が良いものの、そもそも、その控室を捻出出来ない、というケースが多かったのです。
これは、集中ではなくゆうぎり姐さんを採用しているための宿命か、とも思いましたが、リフレッシュ後に控室を作ったり、クライマックス純度の悪い山札を掘り進められるカードがそもそも足りていない、と感じて歯がゆかったのです。
もちろん、使用にあたっての仮想プレイは変わってきます。
レベル1での優先発生色は、もちろん緑です。しかし、このイベントは黄色です。
そのため、レベル1に上がりたての段階で、レベル置場の緑しか発生させられない場面では、純子の確保に他のアクセスできるカードを割く必要があります。
このカードの真価は、その次のターンになります。実際に使用して頂ければわかると思いますが、意外とこのデッキ、イベントまでしっかりキープしておく事は難しい場合が多いです。その際は、無理にイベントをキープしてキャラ自体の質を下げるよりであれば、その時点でのデッキの回転を優先させるべきだった、と思っています。
また、純子の準備が出来ていない場合などは、黄色を優先発生させて、このイベントに繋げると言う事も選択肢になります。その場合は、レベル0の純子、リリィなどでボードコントロールしつつ山札を掘り進める事が必要になります。純子はパワーを上げやすく、リリィは相手のクライマックス発動に癖を与える事が出来ます。
また、緑も黄色も発生させる事が出来ていた場合は純子にアクセスしつつイベントも雑に使用して山札も控室も質を上げて行く事に注力する事をオススメします。
Ⅲ.採用枚数は少ないものの選んだカード
2コストでリフレッシュ効果を持った伝説の山田たえです。
この手の効果はゲーム中に必ず使うかと言われればストック管理上使用しない場合はあるものの、プールにあるなら採用しておきたいカードなので採用です。
ただ、山札5枚以下でリフレッシュ出来たかつての疑似リフレッシュ効果達のように、百戦百回使用したいコストではないため、このカードのレベルが0で、最序盤はアタック回数のために気軽に投げ出してよい事が救いでしょうか。
1枚。
応援で前列2体に選ばれない効果を付与する後列向けサキ。
ただ、道中はレベル応援の純子とゆうぎり姐さんで後列は埋まっているため、仮想場面はレベル3フィニッシュでの純子+愛2枚プランの最後の最後の保険です。これによって、純子対面は効果で助太刀やイベントを挟めず、愛の対面もカウンターステップで愛を選べない、という面を構成出来ます。
ただでさえもバーン面を1面削っている上に通常攻撃を1面遮断されてしまえば効果が薄れてしまうため、採用しています。特に相手キャラをレストさせるようなカウンターは、不用意に先にアタックした愛へのカウンタータイミングで純子に当てられる事が予測されるためそもそものアタック順でケアしましょう。
1枚。
※追記…このデッキ構成自体が、青のレベル3リリィを登場させる事でダメージレースを管理する事を重視しているため、その維持が重要になります。
最近で言えば、ホロライブのレベル3あやめなどに代表されるメインフェイズ中の除去も増えているため、効果を発揮せずに除去されてしまえば圧倒的テンポロスになってしまいます。
通常の回復効果を採用している場合は登場時点で少なくとも1アドバンテージを回復で取っているものの、ソウル減少は場に維持される事でようやく発揮される効果であるため、そのキャラを守るためにも重宝しました。この場合、ゆうぎり姐さん自体が自身の効果で一旦手札に戻り、後列に1枠を空けてくれる事でプレイもしやすかったです。
汎用性の高い純子です。
これだけTD+からの採用です。1個買えば2枚付いてくるので十分だと思います。各純子を持ってくる事はもちろん、おまけのように付いている効果で味方の補助をしてくれます。完全に繋ぎのためだけに使用される効果で盤面のパワー補助をしてくれるのはありがたい限りです。
2枚。
スタンバイなどで登場するレベル2にだけ強い特攻隊長サキ。
メイン色と同じ色だったかぐや様であればすんなり採用出来たこのカードも、メイン色を青緑に設定した今回は非常に悔しい中での採用です。とは言っても、1帯の最初は必ず緑キャラから登場させますし、純子の回収はリバース依存ではないため、相手に早期展開されていた場合でも効果を使用して手札に返って来る事が出来ます。そのため、このカードの登場は2回目のメインフェイズとなるでしょう。
1枚。
青と言えば山札の一番下への相殺でしたが、今回はクロック送り。
加えて、最後に登場させるとストックを回収出来る優れものです。
元々はこのカードではなく、なんどか登場させている愛を使いたかったのが本音です。
しかし、運命へのリベンジを複数枚採用しつつ複数枚発動しなければいけない縛りに苛立ちが勝り、採用を運命へのリベンジごと見送りました。
代わりに採用されましたが、3ストック要求してくる愛に対して1ストック払えば1ストック返してくれるさくらが噛み合う場面が多く感じます。
これ系の特殊相殺は2枚入れておきたい派でしたがデッキ掘りには代えられないので1枚だけ。
倒した相手を思い出に飛ばしアンコールを封じる助太刀リリィ。
仮想敵はスタンバイ系とシンフォギアの多面された切歌の中で弱い方のライン。1帯で生き残ったラインはパワー低い上に自身の効果で手札に返ってくるし、レベル3で撃ちたいカウンターは別にあるので1回しか撃つ場面ない故に1枚。
ダメージ遮断系イベント枠として採用。
そもそもゾンサガの遮断系イベントはこれしかない上に、要求ストックは少ないがクライマックスを別で求めてくるカード。
今回のデッキコンセプトのクライマックス配分であればそこまで不自由しなそうですし、レベル3のフィニッシュからなけなしの1コストさえ残っていればこのカードを発動出来る点は無視できない利点なので採用。
手札の質を求めてぐるぐると手札が循環するこのデッキにおいて、唯一狙って加えられなイベント枠であるため2枚採用。
Ⅳ.実際に対戦したら優先度が低かったカード
とにかくパワーを補助してくれるさくらです。
登場時とアタック時に分かれている効果のため、2体に振り分けるもよし、1体に全部振るもよし、なんなら自身に振るもよしと言う優良効果です。
同型の効果に『共鳴』のリリィがいますが、真っ先に述べていた通り運命へのリベンジを採用したくなかったのでこちらを採用。
1枚だった。
このデッキ、ゆうぎり姐さんの効果であったり、後列の純子の各効果によって小刻みかつ十分にパワーアップを果たす事が出来ていたため、確実性はあるもののオペトル枠には代えられないためOUT。
ゾンサガはプール上、他のタイトルにありふれているような、メインフェイズで控室のキャラを確定で手札に戻す効果が少ないです。
実際に対戦していてもこのカードを積極的に使用する場面は多かったです。
しかし、『だったらメインフェイズで控室回収出来て山札も掘れるオペトルイベント採用すべきじゃないの?』という結論に至りました。
入れるなら1枚。
いわゆる逆圧縮効果を持った正真正銘の伝説の山田たえ。
昔から思ってますが、圧縮の逆なら膨張とか拡張だろ、って。なんなんだよ逆圧縮って。
コストは登場時に1体レストさせる事だけなので、後列の別カードをレストさせてもいいし、自身をレストさせて効果を使った後に退場でもオーケー。
このデッキではフィニッシュ盤面にそこまでストックを要求しない事から、少しストックに余裕があるなら使用しても良いし、場合によっては愛を削ってこちらの発動を優先させるゲームもあるかもしれません。
ただ、本筋は愛ですし、依存度は低いので入れるとしたら1枚。
…でしたが、思ったよりもストック管理がシビアでした。
山札を掘る効果にもストック、リリィで面を圧迫するためにもストック、レベル3のフィニッシュにも少なく済むもののストック…払ってばっかりでした。かといって、ストックを増やす事が出来るカードは多くが『運命へのリベンジ』を参照しているカードであったため、僕のコンセプトに対しては論外。オペトルイベントも採用したものの、このカードはただの1度も出せる暇がなかった上に、愛の効果を多面した方が勝ちの算段を付けやすいため、僕の好みにも合いませんでした。効果的に使用出来たり使い時の勘が冴えていたら外さなかったのでしょうが、僕には合いませんでした。すまない。
ストック入れ替えの通称『光景』効果がないので採用していると言っても過言では無い。毎回配るんじゃないのか。たえがフランシュシュメンバーの頭かじってるのなんて文字通り『いつもの光景』でしょうに。
Ⅴ.まとめ
前提:イベント『運命へのリベンジ』とそれに関するカードを採用しない
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採用CXコンボ:1帯純子の『宝』 + 3帯愛の『門』
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基本戦術:
①1帯の純子を用意する事に手札やコストを払う位なら、周辺カードへのアクセスを優先させて足りない部分だけを純子で最後に拾う。
②控室からメインフェイズ中に回収する効果はイベント以外ほとんど採用していないため、絶対数の少ないカードは慎重にキープする。
③トリガーチェックからの手札入れ替えはケースバイケース。クライマックスを優先しダメージレースを取る選択肢も十分有り得る。
④可能な限りレベル2ターンにリリィ多面を狙い被弾を抑える。
⑤フィニッシュは5or6コストである事を念頭に流れを作る。
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色発生コンセプト:
キャラのための色発生を優先させる必要があるため、
レベル1:純子2種のための緑
レベル2:リリィのための青
レベル3:愛とのシナジーのある純子のための黄色、となります。
無論、ゲームの流れによってはクロック置き場や手札に余っている場合もあるため、柔軟に対応するのが良いと思います。
この場合、実は緑の最初の発生が難しい場合が多いです。
なぜなら、
①0の愛⇒積極的にボードに出している
②0の純子⇒1の純子2種のアクセスのために使いたい
③レベル1の純子2種⇒積極的にサーチして探したいため手札にある
④クライマックス⇒論外
と、意外と、堂々と緑発生しやすいカードは少ないのです。
採用枚数上、ダメージで入って来た0の愛や、妥協に妥協をしてCXコンボを持っている純子を置く事になります。
かといって、他にレベルに置けるような緑⇒カードパワーの低いカードを採用したくないので、どこかで腹をくくる必要があります。
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上記した基本戦術が合わない、違うと思った場合は、その点を是非ご改良ください。集中効果に変更したり、採用枚数を変えたり、そもそも運命へのリベンジ型に変更するなど、ポイントは多岐に渡ります。
どこかのタイミングで、運命へのリベンジ採用のゾンサガも検討してみたいものですが、いつになる事やら。
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