思うようにはならぬもの
主人は釣りキチである。
定年を迎え再雇用を経て、やっと
ご隠居生活に入ったのが2019年。
まだ仕事に誘って下さる方もいたが
いつでも自由に釣りに行けるのが何よりの夢だったので毎日が日曜日を選んだ
のだった。
それまでも休みの日には愛犬ロイと3人?鮎釣りのお供で色んな川に行き主人は釣り、私はタープの下で料理を作ったり本を読んだり、刺繍とか手芸をしたりロイとお散歩したりと車中泊を楽しんでいたけれど、釣りに限らず休みを気にする事なく遠出も出来て充実した1年だった。それからコロナ禍で外出しにくくなって2年半。その間に母が亡くなり義父が亡くなりロイも逝ってしまった。昨年はそれでも一人でお目当ての川に長期で行くと張り切っていたら車が駄目になって新車を買ったのだがコロナの影響で納車が3ヶ月後。代車を用意してくれたけれど代車で遠出は出来ないとあきらめた。新車が届いてからは長期の車中泊に
備えてコツコツと車内の備品を揃え料理も出来なかったので簡単な料理も作れるように練習して今年こそはと意気込んでいた訳なのだが・・・。鮎釣り解禁に
なって直後、腰痛が悪化して椎間板ヘルニアと診断されたのだ。
来週手術をする。3週間程入院してコルセットを3ヶ月位しとかなきゃいけないらしい。
さて、いつになったら主人は憧れの川で
思う存分釣りが出来るんだろう?
そうこうしているうちにも歳はとっていく訳で体力がいつまで持つかもわからない訳で、それでも人生は思った通りにはならないもので、明日は何があるかわからない訳で、残りの方が少ない私達は、やりたい事はやりたい時にやらなきゃなと切に感じる今日このごろである。