日延しらすをちまちまと

しらすを愛しております。
ふるさと納税でしらすを頼んで以来、届いたしらすを選り分けてはにこにこしている所存。
私のお弁当箱は四角いので、おかずのハンバーグの楕円形とは相似にならず、隙間にしらすを詰め込んではお米のお供としています。いつの日か曲率の合うお弁当箱…いえ、離心率の同じお弁当箱であるべきでしょうか。詰め込んでみたいものです。
なお画像は大変素晴らしいお弁当ですが、当方のお弁当はのんびり朝のご飯を詰めるものですので彩りを2、3減らしたものとなります。

閑話休題。

詰め込まれたしらす殿は箸でちまちま食べているのですが、そこには大変美しい世界が広がっています。種類の異なる様々なオサカナ達が侏儒の彩りを見せながら、茹でられ干され食卓に塩味を届けてくれるのです。
釜揚げは茹でられ産地直送ツヤツヤ水分100%ですがそれはそれ。

大きなタコはSSR、小さなカニはUR、大きなしらすは審査員賞。
小さなしらす達は徹子の部屋の徹子ポジです。必須要素構成要素。
そのほかエビ、なんだか小さな甲殻類、薄い魚、頭が大きな進化魚みたいな子、非常にバラエティ豊かです。みていて楽しい。

なにやら世間ではチリモンと呼ばわって標本も推奨されているようです。
夏休みの宿題によかろうと。確かに良いでしょう。
統計データもとれば大変有用な夏休みのデータとなりましょう。年毎の比較データもできたら楽しくないか。非常に楽しい。

えびかいかにの甲殻類、タコイカの柔らかオサカナ。おいしいです。

しらすはかくも美しく、面白く、輝き喜びをもたらすものです。
よいものです。