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Vol.53 のみさんぽ~湘南に暮らす鍼灸医学者が感じるウェルビーイングとの歩き方~「膝が痛い」その2~

足を使ってきれいに歩こう


(のみぞ)
わたしだって、膝をきちんと伸ばすとか、 股関節をきちんと動かすとか、
足首の着地の角度を気をつけるとか、足の裏のアーチをちゃんと使うとか
そんなこと意識して歩いたこと そんなにありませんがね。(苦笑)。

でも膝が痛そうな人たちをよく見ておいてください。
大概、足裏全体ではしっかり着地せず、膝がちょっぴり曲がっていて、
股関節の動きはあまりなくて、
そのかわりお尻を左右に振って歩いていると思います。


―たしかに、身近にベテランの膝痛持ちの方がいらっしゃいますが、膝が滑らかに稼働せずに、足で歩いているとうよりは、ひざ下とか、前の太ももで押して歩いている、後ろから見るとお尻で歩いているという印象です。そして「膝、痛くなりそうな歩き方されてるよね。。。」と思ってしまいます。

(のみぞ)

膝がまっすぐに伸びることもきれいに歩けることも、腰や股関節がきちんと使えることも、足の指や足裏を満遍なく活かすこともイコールです。
江戸時代、小股きれあがった女性は美しいといいました。 「小股」とは草履の鼻緒を掴む足の第一、第二指の間のことを言うようで、鼻緒を足先でキュッと締め付けるその様は まるで股をきゅっと締めた様だと 言ったそうです。
つま先がキュッとなり、すねからスラリとももまで伸びた脚はカッコよく美しかったことでしょう。


―そうか。きれいに歩ける、美しく歩こうとすることは、膝を始め、足の裏や指や、股関節など、「足」の各部位を使えている、ということ、なんですね。全部を使おうとすると、とても疲れそうな気がしますが、自分がキレイに歩いている姿を想像したら、ちょっとウキウキ、心と視線が上に上がりそうです。

(のみぞ)

足が締まればお尻までも綺麗。 日本の女性は足指を、お尻を上手に使うべきです。
外反母趾とかハンマートウとか指先を使わないことで生じる指の症状を解決して つま先から股関節までをもっと美しく まっすぐに使えるようにしてみて下さい。
きっと膝の悩みは忘れてしまうことでしょう。



―膝の痛みは「=老化」と感じるのは、痛いのがつらいですが、見た目から老いていく感じがしていやなのかもしれないですね。いやー、きれいに歩こう♪足の全体をつかって♪、と思えると、ちょっと気もちが変わりました☆やってみます。

(のみぞ)
膝を支えている足先から足裏、脚全体の本来の美しさ
年齢を重ねれば重ねるほど、その辺の筋肉のあり方を考えて、若返りましょう!
膝が曲がれば、背中も首も曲がる。
見た目が老けてるヒマはないのです! 美しくカッコよく生きようぜい!

エンディング~stand.fm のみさんぽ~

「膝が痛い」をテーマにお届けしました10月、いかがでしたか。
本当に、膝の痛みは、なってみないと分からないもの。イキイキと若く歩いて行きたいものです。エンディングは、野溝院長のラジオをお届けします。膝にまつわる師匠のお話しです(^^)/。


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