Day142 民数記25章

イスラエルはシティムにとどまっていたが、民はモアブの娘たち淫らなことをし始めた。
新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 民数記25章1節
イスラエルがシティムに滞在していたとき、民はモアブの娘たちに従って背信の行為をし始めた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 民数記25章1節


民数記25章では

ペオルでの礼拝
イスラエルはシティムにとどまっていたが、
民はモアブの娘たち淫らなことをし始めた

その娘たちが、
自分たちの神々のいけにえの食事に民を招くと、
民は食し、娘たちの神々を拝んだ

こうして
イスラエルはバアル・ペオルとくびきをともにした
すると、主の怒りがイスラエルに対して燃え上がった

主はモーセに言われた
・この民のかしらたちをみな捕らえて、
 主の前で、白日の下にさらし者にせよ
・そうすれば、主の燃える怒りはイスラエルから離れ去る

そこでモーセはイスラエルのさばき人たちに言った
・あなたがたは、それぞれ自分の配下で
 バアル・ペオルとくびきをともにした者たちを殺せ

ピネハスの憤り
ちょうどそのとき、1人のイスラエル人の男がやって来た
彼は、モーセと、会見の天幕の入り口で
泣いているイスラエルの全会衆の目の前で、
1人のミディアン人の女を自分の兄弟たちに近づかせた

祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスはそれを見るや、
会衆の中から立ち上り、槍を手に取り、
そのイスラエル人の男の後を追って
テントの奥の部屋に入り、
イスラエル人の男とその女2人を、腹を刺して殺した
するとイスラエルの子らへの主への罰が終わった

この主の罰で死んだ者は、24,000人であった

主はモーセに告げられた
・祭司アロンの子エルアザルの子ピネハスは、
 イスラエルの子らに対するわたしの憤りを押しとどめた
・彼がイスラエルの子らのただ中で、
 私のねたみを自分のねたみとしたからである
・それでわたしは、わたしのねたみをによって、
 イスラエルの子らを絶ち滅ぼすことはしなかった
・それゆえ、言え
  「見よ、わたしは彼にわたしの平和の契約を与える
   これは、彼とその後の彼の子孫にとって、
   永遠にわたる祭司職の契約となる
   それは、彼が神のねたみを自分のものとし、
   イスラエルの子らのために
   宥めを行ったからである」

その殺されたイスラエル人の男、
すなわちミディアン人の女と一緒に殺された者の名は、
シメオン人の一族の長サルの子ジムリであった

また殺されたミディアン人の女の名は
ツルの娘コズビであった
ツルはミディアンの父の家の諸氏族のかしらであった

ミディアン人への裁き
主はモーセに告げられた
・ミディアン人を襲い、彼らを討て
・彼らは巧妙に仕組んだ企みによって、
 ペオルの事件であなたがたを襲ったからだ
・ペオルの事件の主の罰の日に殺された彼らの同族の女、
 ミディアンの族長の娘コズビの一件だ

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

ピネハスは、主のねたみを自分のねたみとしたので
大祭司はピネハスの子孫から出ることになりました

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