Day140 民数記23章

バラムはバラクに言った。「私のためにここに七つの祭壇を築き、七頭の雄牛と七匹の雄羊をここに用意してください。」
新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 民数記23章1節
バラムはバラクに言った。「わたしのために、ここに七つの祭壇を築き、七頭の雄牛と雄羊を用意しなさい。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 民数記23章1節


民数記23章では

第1の預言
バラムはバラクに言った
・私のためにここに7つの祭壇を築き、
 7頭の雄牛と7匹の雄羊をここに用意してください

バラクはバラムの言ったとおりにした
そしてバラクとバラムは、
祭壇の上で雄牛1頭と雄羊1匹を献げた

バラムはバラクに言った
・あなたは、
 あなたの全焼のささげ物のそばに立っていてください
・私は行って来ます
・おそらく、主は私に会ってくださるでしょう
・主が私にお示しになることを、あなたに知らせましょう

そして彼は裸の丘に行った
神がバラムに会われたので、バラムは神に言った
・私は7つの祭壇を整え、
 それぞれの祭壇の上で雄牛1頭と雄羊1匹を献げました

主はバラムの口にことばを置き、そして言われた
・バラクのところに帰って、こう告げなければならない

彼がバラクのところに帰ると、
見よ、バラクはモアブのすべての長たちと一緒に、
自分の全焼のささげ物のそばに立っていた

バラムは彼の詩のことばを口にして言った
  「バラクは、アラムから、
   モアブの王は、東の山々から私を連れて来た
    『来て、私のためにヤコブをのろえ
     来て、イスラエルを責めよ』と
   私はどうして呪いをかけられるだろうか
   神は呪いをかけない者に
   私はどうして責めることができるだろうか
   主が責めない者を
   岩山の頂から私はこれを見、
   丘の上から私はこれを見つめる
   見よ、この民はひとり離れて住み、
   自分を国々と同じだと見なさない
   だれがヤコブのちりを数え、  
   イスラエルの4分の1さえ数えられるだろうか
   私が心の直ぐな人たちの死を遂げますように
   私の最期が彼らと同じようになりますように」

バラクはバラムに言った
・あなたは私に何ということをしたのですか
・私の敵に呪いをかけてもらうために
 あなたを連れて来たのに、
 今、あなたはただ祝福しただけです

バラムは答えた
・主が私の口に置かれること、
 それを忠実に語ってはいけないのですか

第2の預言
バラクは彼に言った
・では、わたしと一緒に
 彼らを見ることができる別の場所へ行ってください
・その一部を見るだけで、
 全体を見ることはできませんが、
 そこから私のために彼らに呪いをかけてください

バラクはバラムを、
セデ・ツォフィムのピスガの頂に連れて行き、
そこで7つの祭壇を築き、
どの祭壇にも雄牛1頭と雄羊1匹を献げた

バラムはバラクに言った
・あなたはここで、
 自分の全焼のささげ物のそばに立っていてください
・私はあちらで主にお会いします

主はバラムに会い、
その口にことばを置き、そして言われた
・バラクのところに帰って、
 こう告げなければならないいた

それで、彼はバラクのところに帰った
すると、彼はモアブの長たちと一緒に、
自分の全焼のささげ物のそばに立っていた

バラクは言った
・主は何をお告げになりましたか

バラムは彼の詩のことばを口にして言った
  「立て、バラクよ、そして聞け
   私に耳を傾けよ ツィポルの子よ
   神は人ではないから、偽りを言うことがない
   人の子ではないから、悔いることがない
   神が仰せられたら、実行されないだろうか
   語られたら、成し遂げられないだろうか
   見よ、私は、祝福せよとの命を受けた
   神が祝福されたのだ
   私はそれをくつがえすことはできない
   ヤコブの中に不法は見出されず、
   イスラエルの中に邪悪さは見られない
   彼らの神、主は彼らとともにおられ、
   王をたたえる声が彼らの中にある
   彼らをエジプトから導き出された神は、
   彼らにとって野牛の角のようだ
   まことに、ヤコブのうちにまじないはなく、
   イスラエルのうちに占いはない
   神が何をなさるかは、
   時に応じてヤコブに、
   すなわちイスラエルに告げられる
   見よ、1つの民を
   それは雌獅子のように起き上がり、
   雄獅子のように身を持ち上げ、
   休むことはない
   獲物を食らい、
   殺されたものの血を飲むまでは」

バラクはバラムに言った
・彼らに呪いをかけることも祝福することも、
 決してしないでください

バラムはバラクに答えた
・私は、
 主が告げられることはみな、しなければならない、
 とあなたに言ったではありませんか

第3の預言
バラクはバラムに言った
・では、私はあなたを、
 もう1つ別の場所へ連れて行きましょう
・もしかしたら、それが神の御目にかなって、
 あなたは私のために、そこから
 彼らに呪いをかけることができるかもしれません

バラクはバラムを、
荒れ野を見下ろすペオルの頂上に連れて行った

バラムはバラクに言った
・私のためにここに7つの祭壇を築き、
 7頭の雄牛と7匹の雄羊をここに用意してください

バラクはバラムが言ったとおりにして、
 祭壇に雄牛と雄羊を献げた

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

神は偽預言者のバラムを通して啓示をされ、
彼はイスラエルを呪うことなく、祝福しました

#聖書 #民数記