見出し画像

ブライダルMCの本を手にして思った矛盾

「この、コメントは、どの、タイミングでいうものなのか」

某有名なアナウンサーさんが
「これで完璧、結婚披露宴司会の台本」的な本を、発売されていました。
とにかく、右も左もわからず
「しゃべるべき、台本」を切望していた私は
速攻、それを、手に入れました。

「会場にお越しの皆様、本日は誠におめでとうございます。
 ただいまより、●●さん、●●さんの結婚披露宴を始めます」

ここから、スタートする、「台本」。
確かに、台本ではある。
しかし。
上記のコメントは、
「いつ」「どの」タイミングでいうものなのか?
ゲストが「来た」とき、なのか、もう「いる」ときなのか、
はたまた、「新郎新婦が入ってきたとき」
だれか、合図を、くれるのか・・・・・・・・・

イメージトレーニングの中で気が付きました。
この、台本では、あまり、役に立たないことを。

本に書かれてない部分はどうするの・・?

「知ることは机上だけでは足りない、現場で気が付くんだ!」
なんて、年代ばれそうなあれですが。
そうなんです。

たとえば、
先の「本日は…」の文言を「先の文言」とすると
そこに、たどり着く前に…
案内すべきことがたくさんあります。

  1. 会場の扉が開いてゲストが入ってきたとき

  2. ゲストが席に着くのを迷ってるとき

  3. 席に座ってから、この後の、予告

  4. 新郎新婦が入場する

  5. 入場から歩いて、メインテーブルへついて

ここで初めて「先の文言」が言えるのです。
上記、1~5も、

  • 適切なタイミングで

  • ゲストが迷わずに

  • 他スタッフの手数も減らして

  • 次にスムーズに進むようにゲストを動かさず

  • 自分発信で、言葉を使い

  • さらに、入場を、盛り上げる下準備をし

  • スタッフからの無言の合図を待ち

  • 入場へつなぎ、「先の文言」へ

そんな言葉たちまでは、「本」には、載ってません。
なので、本を買ったからといって「完璧!」なんて言えないんです。

今思えば、そりゃそうです。
だって、
そのアナウンサーさんが積みあげてきた経験値。
その、一部だって貴重な、財産。
全部書こうと思ったら、足りません。
なので、一部だけ、書いていたんですね。

私たちは、それを足掛かりに学んで、いくんですからね。


だからこそ、はぴらきの目指したいところは

今まで何人ものブライダルMCに、伝えてきてやっぱり思うことは
はじめのうちは、いろいろ知りたい!!っていう方が多いこと。
でも、それには膨大な時間を要します…!

短時間で、でも、確実に、ブライダルMCとして
お仕事をするための、最短ルートを作りたいんです。

※実際にこの最短ルートを通ってもらった、後輩ちゃんもいます。
 今は、とても忙しく活躍中です♪

今、習っている台本が、どんなふうに現場で繋げられるか。
それをまとめて、学んでほしい。

そんなことを思うのです。

とはいえ、トレンドがどんどん進化するブライダルです

デビュー戦を迎えても、停滞することがありません。
どんどん、新しいものも出るし、求められる雰囲気も変わります。
今、最前線で、活動しているからこそ、伝えられる情報があります。
ずっと、勉強。でも、楽しいです。
でも、ひとつひとつの結婚式は、みんな、違うのです。
そして、ひとつひとつが、
たくさんの感動(笑顔や笑い、涙も思い出も)に溢れています。
ウェディングプランナーさんとは異なり、
最高に幸せな瞬間瞬間に立ち会い、
司会のコメントの入れ具合によりゲストがどれだけ、
その瞬間を、思い出深いものにできるか。
新郎新婦にとって、
最良の最高の幸せな一日になるように、お手伝いができます。

ひとつとして、同じことのない、最高に幸せな「ライブ」

それをプロデュースするのが、
ブライダルMCです。

よく…
曲と、コメントが最高にマッチすると、
司会が余計な言葉を並べ立てなくても、
ゲストが感動して涙する…
そんな奇跡のようなことが起きるんです。
実はそれにもちゃんと、やり方があります。

机上だけでは学べない、現場の技術を、
ブライダルMCをやりたい人に、伝えたい。
それが、目標です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?