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平気でウソをつく営業マン

住まいのお金FP相談室の真崎です。

先日、事務所の電話が鳴ったので出ると

「どうも!先日お電話した○○(個人名)ですが覚えていますか?」

といきなりなれなれしい挨拶。

会ったことも無ければ、電話で話したことも無いのに、電話で話したと平気でつくウソ。

こういうトークで電話をしてくるSEO対策会社の営業マンがいると、事前に知り合いから聞いていたので、

「電話をしていないのに、先日電話をしたとウソをつくのはやめた方がいいですよ。」

とお伝え。

すると、

「えー、なにか悪いんですか~?」

だって。

この人大丈夫?<`ヘ´>

営業マン自身の名前もどうせウソなんでしょうけど、

何も、
全く、
一切、
全然

悪びれることなくウソをついて電話してくる人の気が知れません。

普段当社は、例え興味の無い商材の営業であっても、相手の話は聞くようにしています。

理由は、どこにお客様サービス向上のヒントが隠れているか分からないからです。

一見全く無関係に思えても、

A社の営業トーク
B社の営業トーク
C社の営業トーク

の一部分をパズルのように組み合わせていくと、自分には思いつかないヒントが隠れていることがあります。

なので、営業であっても、できるだけ話は聞くようにしていますが、ウソをつく人は別です。

ウソをつく人は、どこまでいっても何が真実なのか分からないので、一切ヒントにはなりません。

ですので、早々にお引き取りを願いますが、こんな陳腐な営業トークで営業成績が上がることなどあるんでしょうね(*_*;

真実の口


住宅会社の営業マンはさすがにウソを言わないと思いますが、真実を説明しないこともあります。

ある地元の住宅会社へお客様と同行した時のことです。

「当社の住宅は長期優良住宅相当でして・・・

長期優良住宅相当なので品質が高く・・・

長期優良住宅相当なので長期間安心して住めます」

と、住宅会社の担当者が自社の構造について説明をしていました。

お客様は

「ふんふん。なるほど、しっかりした構造なんですね」

と安心している模様。


でも、その様子を横で聞いていた私には、住宅会社の説明に対して疑問に思うことがありました。

その理由は、

「なぜわざわざ長期優良住宅【相当】と言うの?長期優良住宅と言い切らないで、なぜ【相当】という言い方を繰り返す?」

というものです。

お客様は気が付いていないようですので、その部分を住宅会社へ質問すると

「基礎から上は長期優良住宅仕様になっているからです!」

と笑顔で回答。

基礎から上?じゃあ基礎は?

ってことで再度質問すると、

「基礎は長期優良住宅の仕様ではありません。基礎も長期優良住宅仕様にする場合には坪単価が〇円上がります」

!!!(‘Д’)

「長期優良住宅相当」って聞けば、家づくりが初めてのお客様は、自分の購入したマイホームが長期優良住宅で建築されると思うハズ。

長期優良住宅の認定を取得しないだけで、構造が100%長期優良住宅であれば、「相当」という言い方をしたのも納得できます。

しかし、基礎部分が長期優良住宅で無いのであれば、それはもう長期優良住宅じゃないですよね((+_+))

もしかしたらこの住宅会社で建築した方の中には

「長期優良住宅相当」のマイホーム

「長期優良住宅」のマイホーム

だと思って住み続けている人がいるのかも・・・

住宅会社に悪意があったかどうかは関係なく、住宅会社の説明不足でマイホームがあなたの希望したものと違う形になってしまうことがあります。

初めての家づくりで、住宅会社へ何を聞いたら良いか分からない時には、住宅購入相談専門のFPによる同行サービスをご活用ください。

基礎工事

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