いとこのお兄ちゃんのお話を聞いているうちに、だんだん自分が何をすべきかが分かってきました。
私がすべきことは「決断」です。
それはお腹の子のため、神様のわけみたまのためにも必要なことなのです。
腹をくくって決断し、実行する。
そうやって覚悟が決まると、重い扉が少しずつ、少しずつ開いていく。
そんなシーンが頭に浮かびました。
お兄ちゃんは私の目をジッと見つめると、ニヤッと笑って「そう、それでいい」と言いました。
お兄ちゃんはお兄ちゃんなりに、色々な経験を積んできているのでしょう。
だから私が悩むようなことも、考えることも、みなお見通しなんだろうなと思いました。
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