シェア
幼い娘と2歳になったばかりの息子を実家に預け、私はお掃除のお仕事を始めました。 オフィスビルの清掃を請け負う会社の女社長(女将さん)が私を厳しく指導してくれました。 私がお掃除のお仕事をしている間に、元ダンナが子供たちの姿を見に、実家近くをウロウロしていたそうです。 親権を失った親が子供に声をかけ、そのまま連れ去る事例があるそうです。まさかとは思いましたが、その話を母親から聞かされた時には、弁護士さんからキツく戒めてもらいました。 女将さんの下で修行した数年間は、とて
大きなお腹を抱え、幼い娘と一緒に実家に戻った私は、両親の助けもあり、無事長男を出産しました。 実家のご近所は、私が小さい頃からの知り合いばかりでしたから、事情をすぐに理解し、私達母子を温かく見守ってくれました。 子育てに夢中になっていると、月日はあっという間に過ぎ去っていきます。 「季節は変わる時は止められない 君だけが立ち向かってた」私の好きな曲のフレーズです。この短いフレーズが、当時私が置かれた状況をそのまま言い表していました。 長男が2歳になるころ、このまま両親
私は今、中学生の娘と、小学生の息子の3人で暮らしています。いわゆるシングルマザーです。 離婚の原因は、よくある話ですが、ダンナの浮気です。二人目の子供を妊娠中にダンナの浮気が発覚しました。 当時の心境を正直に言うと、ダンナも浮気相手のオンナも、両方とも刺し殺したい位恨みました。 しかし、まさか妊娠中に離婚するわけにも行かず、お互いによく話し合い、一度は再構築の道を歩むこととなりました。 夫婦の信頼関係はとっくになくなっていましたが、上の子がまだ小さいうえ、身重の体で思