#100 社員のモチベーションが上がってしまう「自己決定性」とは?
指示ゼロ経営プロデューサーのかおりんです。
「指示待ち社員が多くて、人がなかなか育たない…」そんな悩みを抱えた中小企業の経営者さまのために「自分たちで考え動き成果を出してしまうチームによる経営」のヒントをお伝えしています。ほぼ毎日更新中(今の所)なので、フォローでお見逃しなきようご覧ください。
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なんとか100記事いきました♪
何か記念の記事を…とも思いましたが、記念日とかお祝いとかに関して、あまり優先度が高くない人間ですので、いつもの通り書きます(笑)。
さて、経営者さんが大好きな「モチベーション」っ言葉。
最近、これを聴くと
「モチベーションって、あげてあげるものでもないんで…」
という、言葉を聴くことが増えました。
モチベーションって、自分の中から湧き起こってくるものなので、誰かに上げてもらうとか、上げてあげるとかいうたぐいでないことは賛成です。
しかし…じゃあ放っておけばいいのかい?
というと、社員さんのモチベーションは維持してほしいし、できれば上げて欲しい…
ということで、今日はモチベーションが簡単に上がってしまう方法を一つ。
それは…
自分で決めてもらう
です。
人は自分で決めたことにはコミットしてしまう生き物です。
実はそれが、選択肢の中から選ぶ…という行為でも、結果的に自分が選んだ…ということで、モチベーションが上がる傾向があります。
なので、何かをしてもらいたいとき、こちらから指示命令するのではなく、例えば、3つくらいの選択肢を与えます。
「やる?」
「やらない?」
だと、やって欲しいのに「やらない」という選択肢を選んでしまったら元もこもないので(笑)、やる前提での選択肢を与えます。
例えば、
「書類を作って欲しいんだけど、いつまでにできそうかな?」
と、期限は自分で決めてもらうのも一つです。
「あっ…じゃあ…今週中に…」
と言ってしまったからには、「自分でやるって言ったしな…」という心理が働きます。
実際はやってくれとある意味指示命令していますが、期限だけを本人に決めさせることで、仕事が少しだけ(笑)自分事になります。
更に、高度になると
「来月、〇〇というイベントをやろうと思うんだけど、●●と▲▲、◆◆の役割は、誰がやってくれる?」
なんて、一見ムチャぶりなんですが、これを挙手制にすると、もう自分で選んだ感が出てきます。
ただ、挙手制にしないといけないことと、イベントの役割…だと、まだチームができていない場合、ちょっとハードルが高いかもしれません。
まぁ、とにかく…
「自分で選ぶ」=「自己決定性」
を念頭に置いて、提案をすると、おのずとモチベーションが上がっていくという場がつくれます。
私が今、行っている「指示ゼロリーダー養成塾」では、毎回課題を出すのですが、当然
「課題出してもいいですか?」
とは聞きませんし
「●●という課題をやってきてください」
とも言いません。
「今回の課題は、●●と▲▲です。どちらか好きな方を実践して来てください。もちろん、両方ともやればその分成長しますので、両方やる方はぜひどうぞ!」
という言い方をします。
課題なので、すっごくモチベーションが上がるわけではないと思いますが、少なくとも「やらされ感」は軽減されます。
社員・チームメンバーに自律的に行動してもらうための「自己決定性」のポイントを忘れずにやってみてくださいね♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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