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忘れられている食の大切さ、でも思い出し始めてるんじゃないかな
1945年の戦後間もないころは、たくさんの人が今日、明日の食べ物にも困っていた貧食の時代。
そこから1960年代の高度経済成長期の頃、大量生産・大量消費の時代になって、1980年代頃からは、飽食の時代になって、「食」の目的とか意味を忘れてしまう時代が来たように思う。
今では、食べたいものを、いつでもどこでも気軽に食べられるようになって、多くの人が「食」の大切さを忘れて、食べ物や食べ方が雑になってきてしまっているな、と。
この実情の何が、個人的に怖いなって感じているかって、
①「食への関心の低さが、じぶんの身体や心、環境の問題を引き起こしている」ことに、気づいていないっていうところ。
②「実は良い食生活しているのに、良い変化に気づくためのアンテナが立っていないこと。素敵な根拠があるのに、一過性のものだって、じぶんにハグしてあげられていないこと」。
③挑戦してみたいのに、社会の構造がそうさせてくれない一面があること。
ありがたいことに、今は断然女性が活躍する場も増えて、ご夫婦そろって社会で活躍されているご家庭もたくさんある。そんな素敵な進化を遂げている一方で、
ご家族そろって食卓につくのが難しかったり、
ご両親が不在のお子さんは、栄養バランスや心のバランスが偏ったり、
ご高齢の孤食とか、低栄養の問題が出てきたり。
みんながそれぞれの人生を頑張って生きているのに、食・心体・環境の良いところのバランスが取りづらくなってきていることが、なかなかにもどかしい。
そんな背景もあるのは理解つつ、個人的にみなさんと共感していきたいなって思うことは、
勉強って思うと踏み出しにくいかもしれないけど、基本を欠いた偏った食の知識は、じぶんのストレスをためちゃうかも、心が疲れちゃうかもってこと。
テレビで「〇〇が身体に良い」と流れれば、翌日にはその食品が売り切れる、みたいな誰かの思惑や社会構造には参加しなくたっていいのです。そんな現象を、『フードファディズム』っていうんだって。
色んな食の情報に振り回されないように、じぶんの心地よい範囲で勉強して、じぶんの心地よい範囲で食生活を変えてみる。スモールステップで良いのだ。
あ、いきなり机で勉強するのとか苦手な人は(わたし)、まずは体感してみる方がやる気出ちゃうかもね。わたしはそうだった。笑
例えば、
●知識ないけど、なんとなしに白い食べ物やめてみる。その代わりに茶色の食べ物にしてみる。(白米・食パン・白砂糖→玄米・全粒粉パンや蕎麦・きび砂糖とか。)大体3ヶ月くらい続けてみると、気づいたら生理の時に鎮痛剤飲んでない、とかね。あ、全身のむくみもなくなってた。本当に感動するよ、あの瞬間。
●コンビニでサラダチキン買う頻度を少し増やしてみて、テレビCMの時間だけ筋トレしてみる。毎日大体3ヶ月。気づいたら、冬の朝に起きたときの、手足の冷えがより良くなっているよ。これも感動する。女性器の締まりも良くなるので、素敵なパートナシップも築けるよ。(これも感動する)
そして最後に一言。
今までのじぶんの食生活、それはそれで、その当時のじぶんの最善解。
それもハナマル。じぶんにハグを。