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地方を魅力ある街にするなら子供・若者をリーダに据えるべき

 noteクリエーターの花やんです。土日限定配信の『地元地域発信マガジン』をお送ります。今回は『地方を魅力ある街にするなら子供。若者をリーダに据えるべき』と題してお送りします。


若者が中心となる地域活性化の重要性

高齢者中心の活動では限界がある


 私のマガジンでは、地元の加古川を魅力的な街にするための活動や、地方を活性化する方法について紹介しています。

 地方では、少子高齢化が深刻な問題となっていますが、全国各地の民間主体で魅力的な街づくりが進められていると思います。

 これは素晴らしいことであり、街の魅力を生かして外からの移住者やUターン者を呼び込むことができ、地域の人口減少を食い止めることができます。

 しかし、これらの活動の中心となっているのは高齢者が多いグループが多く、子供や若者たちが中心となる活動は少ないように感じます。私はこれを全否定するつもりはありませんが、子供や若者たちが中心となることが重要だと思います。

 なぜなら、未来の社会を担うのは子供たちや20・30代の若い大人たちであり、特に10代以下の子供たちは大人になった時には社会は大きく変化しています。したがって、彼らが地域の魅力向上のために中心メンバーとして活動することは非常に重要です。

 現在、地方での魅力向上や再開発の中心になっているのは、30代で上は70代など、高齢者が多いことが現状です。また、役所が主体となっている場合もあります。しかし、ベテランの大人たちだけで地域の未来を担う取り組みをすることが適切な方法なのでしょうか?

若者たちが中心となる活動が必要な理由


 歴史が示すとおり、ベテランの大人たちが作ったものはほとんどが箱物になってしまいます。このようなやり方では、若者たちがますます東京などの大都市に吸い込まれていくだけです。

 したがって、今後は、10代以下から30代の若い世代が中心となって、魅力的な街づくりを進めるべきです。ベテランの大人たちは、後方支援やアドバイザーとして活躍すべきです。

 若い人の発想や創造性は、ベテランの大人たちには思いつかないような斬新なアイデアや考えを生み出します。私たちY世代以下の人たちが協力することで、より面白くて斬新なものを生み出せるでしょう。

 また、子供たちが考えるアイデアには、超現実的で斬新なものがあることもありますが、それをそのまま実現することは難しい場合もあります。

 そこで、20・30代の若い大人たちがリーダーシップをとり、ベテランの大人たちと協力してアイデアを具現化するために知恵を絞るべきです。また、最先端の人工知能技術であるChat GPTなどを利用することも有効です。

 ベテランの大人たちが作るものはありきたりで、全国にある、似たようなものを寄せ集めしたものがほとんどです。そこにはその地域の独自の物はありません。

 これではまったく意味がありません。例えば全国の都市の駅前再開発などは特にそうです。比較してみると、ほとんどがマンションと商業施設+ホールと言った再開発内容である場合が多いです。

 そしてそのほとんどが、ベテランの大人たちましてや行政が主体となった開発である場合がほとんどです。コモティティ化しておりどこに行っても同じような風景が広がるという状況になっています。

 これは先ほどお話した通り、子供たち・若い大人たちが中心となって進めていたらこうはならないと思いますね。ですが世の中の地方行政に関わっている人はそのことを理解している人がそこまで多くないのが現状です。

 なぜそのようなことになるのか全く理解できませんが、現実としてそういったことが起きています。すぐそばに未来を担う子供たちや私たち若い大人がいるのに、それを生かすことなく自分たちの考えだけで進めてしまいます。

 そのため後世に財政を圧迫する箱物として存在することになるのです。見栄を張りたいという理由からホールを建設し、人口予測を見誤り都市の規模に合わない開発をしてしまうといったことが起きています。

 このほとんどが失敗の運命をたどっているケースが多いです。作ったのはいいが、実際はそこまで使われず唯々維持費だけがかかるといった具合です。

 このような事態にならないためにも、子供たち・若い大人たちがリーダや中心にはいいって、街づくりをすることが重要なのです。

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