「私のことが好きなら」の後に続ける言葉でわかる価値観
「私のことが好きなら」
その言葉を言う時、この後になんて言葉を続ける?
例えば
「私のことが好きなら、私の言うこときいて」とか
「私のことが好きなら、私にあなたの事を教えて」とか。
友達にそう聞かれて、すぐに思いついたのは「私のことが好きなら、私の何をみたか説明して」っていう言葉だった。
ちなみに私がこの質問を違う友達に聞いた時に聞かれた事は「それって相手が誰とか状況によって変わらない?」って。
でもその返答をされた時に、少し驚いたのよね。その友達は「私のこと好きなら〜」の後に言う言葉は、相手が好きな人とか友達とかによって変わるしそれをどんな状況によって言うかも変わるでしょ、って言いたかったんだと思う。それは間違いないと思うし理解できるんだけど、自分が答える時にはそんな事一切考えなかったなあって。
私が言うこの言葉は、相手が誰であってもどんな状況であったとしても同じ事を聞くだろうなって。
なんで私がこの言葉を言うかって、その人から見えてる自分がどんなか知りたいから。
自分の思う「自分」なんて所詮幻
自分で思ってる自分像なんて極論幻だし、他者との関わりを通して、他人の目を通して初めて自分の「性格」ていうものが認識されて存在する
「本当の私はこうなのに」なんて、自分の甘えでしかない
だからこそ私っていう人物が目の前の人にはどう切り取られてるか、私にとっては物凄く大事だし常に知りたい
私のどの態度、どの接し方について、相手はどういう風に受けとってどう感じたか
相手の切り取り方やそこからどういう結論を私に導き出したかって他人である私からしたら新しい発見にもなるし相手を知るきっかけにもなる
自分という人間が色んな切り取られ方されるって、ものすごい面白いなあって思う。人によっていろんな人がいるからこそ、その分自分のマーケティングの仕方も大事になってくるけど。