18TRIPを始めて1ヶ月経ってた話
はじめまして、24年12月17日夜(18日深夜)にエイトリこと18TRIPを始め、見事にどハマりし、気付けば1ヶ月経過していた一般オタクの感想や所感をざざっとまとめることにしました。
※ストーリーの話は読んだ感想をまとめているのでドネタバレがガッツリあります。
※キャラによって呼び方(さん付けくん付け呼び捨てあだ名等)がバラバラですが、呼びやすい書きやすい呼び方で書いているだけのため他意はありません。
※時々別タイトルの話を例に出したりしますが、それに対する否定や批判の意図はありません。◯◯で似たような展開あったな〜くらいの気持ちで書いています。
・出会い
12月、半年ぶりくらいに旧友に連絡をとって軽い雑談をした時、相手から布教されたのがエイトリでした。
昔は悪ノシリーズやあんスタ等、考察要素や人格の掘り下げが多めのコンテンツに触れては自分の考えを出していた時期があり、旧友からは「考察要素もあってサチ(※私です)の考えが聞きたい部分がある」と言われてインストールしました。
インストール前に公式サイトでキャラをざっと確認し、鹿礼光さんと百目鬼潜さんが気になると言った所、私の好みを熟知している旧友から絶対そこだと思ってたと大爆笑されました。
・システム面の話
まずメインストーリーが最初から全開放されていて、時間さえあれば好きな時にユーザーランク等の縛りを気にせず見れるのが良い。
バトル要素はタワーディフェンスと聞き、昔にアークナイツを難しすぎて即投げしてしまったけど大丈夫なのかと思ったんですが全然大丈夫でした。
というのも、役職が少なく各ジョブの役割がハッキリしているので、編成を極端に偏らせなければある程度めちゃくちゃ脳筋な配置でも全然クリア出来ます。
あと最大難易度(イベントマップのVH)意外は回復役もそこまで重要じゃないので気軽に進められるし(多分総数にもよるんだろうけど)敵となる観光客のことも2人くらい逃しても全然⭐︎3クリアが通るのでプレイ面のストレスが全然ない。ありがたい。
ただホーム画面のUI面はオシャレに振り切りすぎて最初はかなり見にくかった(右のメニューが全部模様だと思ってた)んですよね。
自分はソシャゲ掛け持ちソシャカスなのでストーリーを読む時間が捻出できるのかと思っていましたが、バックグラウンド周回で並行してストーリーを読める事が発覚し、ありがたくその機能をフル活用しました。バックグラウンドで周回処理しながらストーリー読めるってすごくない?
あとリクルート(ガチャ)、100連SSR確定(優しい)&180連天井(優しい)なのに4ヶ月目処で原則全部恒常入りする予定であるってあまりにも優しくないですか?新規は過ぎたガチャカードの恒常入りが定期的にあることに涙を流して喜びました。
誕生日ガチャも年1復刻予定みたいで、ガチャからのカード取得難度がとにかく低すぎる。これ本当にすごいしありがたいです。
・ストーリーの話(メイン)
メインストーリーは全て読了しましたが、めちゃくちゃ良かったです。
全班とも進行は
A面:出会い〜研修旅行で親睦&悩みや問題の出現
B面:リーダー中心に問題の掘り下げ、チームとしての方向性の決定
というイメージでしたが、大筋は同じなのにキャラと班のコンセプトによって全然味が違う。そしてそれぞれの班の時間帯にとても合っていてすごく良いなと思いました。
朝班
プロローグから気になってた礼光さんと西園練牙さんが登場して、こういう犬猿って良いなぁと思いながら見ていたのですが、最初の方から見える西園練牙の俺様キャラを自分に言い聞かせている部分にずっと違和感を持っていました。さては根っこはかなり真面目な子なのでは?
朝班は元々区長のキャラが多く、可不可や雪にぃ等主人公である主任と元々距離が近い人がいて掴みとしてはかなり親切な布陣なんだなと感じていました。
礼光さんが西園練牙のことを紛い物とかなんとか言ってたりした時、死去した双子の片割れがいるのか……?と思っていたりしましたが、しゅうまいの散歩シーンで血統書がないってセリフに「!?」となり、実際は血縁のない瓜二つが交代してそのままでしたってそれ、どこのプリンセス・プリンシパル……?
(西園練牙への細かい感情と感想は後述)
夜明けの朝らしい、前向きな話でとても良かったです。まだ闇は深そうですけど……。
あと現状エイトリの楽曲では朝班の「Dawn」が一番好きです。朝班OPから好みを撃ち抜かれ、爆速で沼落ちした理由のひとつでもあります。
昼班
謎の卵が!てなった時に「そういえば世界観が2055年近未来SFだったな……」と、ここでちゃんとSFであることを本格的に飲み込みました。
とはいえ、学生っぽいちょっと生意気で自由な感じとか、各々(メインでしっかり表に出たのはあく太と七基と少し季肋くんですけど)の悩みが若く泥臭い等身大に人間らしいもので、全班の中で悩みに一番共感というか感情移入しやすかったのは昼班の同室3人でした(これは個人的な感想です)。
昼班で少し不安だったのは、うーちゃんがわりと最後まで口が減らず憎まれ役っぽい台詞のままでいた事だったりします。何かしら理由があるのは前提としても、第一印象でヘイトやマイナス印象がついてしまうと挽回にかなりの期間が必要であることを別ジャンルの推しで身をもって体験していたので。
自分は彼の事を嫌いというより上記による不安で杞憂民になっていたのですが、先日の冬コミイベントではそういう性格と口の捻くれ方がユーザー間でネタとして消化されていたのを見て本当に杞憂だったんだなと思い少し安心しました。
夕班
個人的に、メインストーリーの中で一番完成度というか、バランスが良かったと思っています。
前科持ち囚人からアイドル選抜するって導入は「いやなんで!?w」となってたりしましたが、まあ近未来なら……(近未来の免罪符万能すぎ?)
夕班で良いなと思ったのは、朝昼と比べた時にB面でのキャラの掘り下げがかなり均等にあった事です。バランスが良かったって言ってるのはここなんですけど。
太緒とちぃのすれちがいと仲直り、幾成の元マスターの遺言、來人さんと潜さんの因縁……他班は伏線を残すためか敢えて深掘りされなかったんだろうなって人がちょいちょいいたと感じているんですが、夕班はそういうメインストーリー内の掘り下げの不平等感がなく、ひとつの話のバランスとして良いと思いながら読んでいました。あとスチルがかゆいところに手が届きすぎていてずるい。
夜班
要素に急にSFというかオカルトというか、その手の非現実要素のオンパレードすぎない?と思ったんですが、子タろが飛び抜けておかしいだけだった。彼の第一印象はあんスタの月永レオ、まほやくのムルとかの何かがあってぶっ飛びクレイジー言動になってしまった人かと思っていたら全然ガチもんの宇宙人だったな……。
夜班A面を読んだ直後に布教主の旧友と通話した際、アスタロトって確か実際にある悪魔名なんだよな……と呟いたら「アポトーシスへの誘惑を読んでください」と食い気味に言われてちょっと笑いました。やっぱり悪魔じゃないか!
個人的にはB面の凪さん一人旅が切なくて泣きました。あとネイビーブルーめっちゃ好きです。
・ストーリーの話(イベント)
イベストも常時開放って優しい!バナーキャラに偏りが見える気がするけどSSRで見るとそこまで差は無いらしく、そうなのか……となっていました。
全部書くと字数と労力が終わるので、個人的に良かったタイトルを部門別に残し、その中から何個か感想を残します。
関係性オタクがとんでもなく狂った
・ココロの砂像
・escape from S
キャラクターの動きに納得や共感を持てた
・極彩色イマジネヰション
・う-40a甘辛苦、新刊あります
一本の物語としてまとまりがあって読みやすい
・お前と往くVoyage
・ジョー様の仰せのままに
・アポトーシスへの誘惑
て感じでした。
極彩色イマジネヰション
イベストの中で、特に突き刺さった話です。
以降は私事の自語りなのですが、自分も趣味の範囲で絵や文字をかいている人間ですが、自己肯定感が低く、自分の出すものに対してこれといった自信はありません。過去に否定の言葉を言われた事もあるし、どうして続けているのかわからない、それでも何故かしがみついて続けている状態でした。
そんな中、イラスト案を没にされて凹んでた季肋くんへデワワの言った「怖いと言いながら本当は肯定されることを期待している」という言葉(要約しました)が、本当に自分もそうだと。あまり版権などの外部からインプットするもので自分の世界を変えられた経験がない身からして、あの台詞と季肋くんの後半の巻き返しは共感というより、初めて自分もこうなりたいこう変わりたい、今度こそ自分もまともになれるかもしれないと思えた瞬間でした。
エイトリに出会えて本当に良かったと一番強く思ったストーリーです。
あと楽曲ですが、七基が季肋くんに当てがきしてるというコンセプトで楽曲クリエイターに原口沙輔さん持ってきたのが本当に天才すぎて好きですね。
ジョー様の仰せのままに
クマのぬいぐるみのお世話をするなんともSFなストーリーでしたが、ジョー様の出会いと別れ、琉衣くんの心情の描写等、この一本でかなり満足感が高く綺麗にまとまっていると感じました。お気に入りです。
こういう単発サブキャラを通してキャラの変化が見られるストーリーってかなり好きです(対象と馴染みがない故に接しているうちに自然と浮き出てくる性格ってあるので)。
・商売的な話
個人的に、エイトリすごく商売が上手いな〜と感じています。
元々ほぼ全てのゲームに微〜中課金勢で、始めて1ヶ月の現時点でエイトリにもいくらか入れていますが、その上で課金のハードルというか、したいと思った時の誘惑がかなり甘いと感じています。
・メイン読了パック
一番ずるいと感じているのはこれ。デレステやメギド等と比べたらちょっと割高ではあるんですが、メインストーリーの読了で該当班から1人選択できる所が良い。最初の引き直しで持ってなくてストーリーを読んで好きになった子をストーリー代の感覚で交換できる。良いシステムですよ……。
・イベントへの石単価がわりと安い
お知らせ見てびっくりしたのが、運営サイドからイベントの報酬ここら辺から特攻持って石割ってねってラインが大まかに提示されている所でした。
始めた直後、フィーチャーSSRは取得難度が高くて石割り必須で……と別の有識者から聞いていたため、どんだけ割らなきゃならないんだ……と思っていましたが、そもそも1AP回復する単価が1日10回1、以降2って安くないか?
そして安いから結構調子に乗ってジャブジャブ消費してしまう。高いと手を出しにくいけど安いと調子に乗って逆に使い過ぎてしまい課金を誘う手口と判断しており、ずるいな……となっています。
そしてイベントへの石単価が安いと目に見えて石が減ってる感覚が少ないのでイベントに石割る事への抵抗やストレスもほとんどない。すんごいこれ。
現在の所感(総合)
始める前は礼光さんと潜さんが気になると言って始めましたが、結果的にその2人+西園練牙が横から殴りかかってきました。まんまと宿縁のオタクです。
強がってるけど中身は真面目で努力家、おまけにCVが小笠原仁の男に別ジャンルの推しで心当たりがありすぎて、あとから声優が小笠原仁と気付いた時にもう逃げられないんだな、と思いました。朝班読了パックでSSRお迎えしました。
西園練牙と礼光さん、というよりはキバとの3人の因縁がまるごと好きです(2人の区長ノベルは読了済みです)。
潜さんはひたすらそういう暗い!鬱!絶望!っていう闇を煮詰めたキャラを好きな人を狙い撃ちしている感じがしましたね。好きです。区長ノベル最後のセリフで大横転しました。
区長ノベルを経て、推しというか今後が恐ろしすぎると感じているのは來人さんです。前向きな死の幻想が剥がれてしまったらもうあの人強がれなくないですか……?
さいごに
1ヶ月が爆速に感じるくらい楽しく遊んでいます。
もうすぐランク50、区長ノベルも全開放あと5人まで迫りましたし、周回の楽さやストーリーの良さ等、今の所全くといっても良いほどストレスなく遊べているので、ありがとうの気持ちで課金しながら今後もエンジョイしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。