過去は関係ない。すべてコントロールしてしまえばいい。
今日は楽観主義のお話。
NHK白熱教室の再放送を観て感じたことです。
楽観主義と聞くと、多くの人は、
「ポジティブ思考で細かいことは気にしない、
悲観主義よりは良さそうなもの」
というようなイメージを持つと思います。
でも、ポジティブ思考も細かいことを気にしないことも、
楽観主義の一要素。
何よりも大事な要素は、
「自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を持つこと。」
です。
楽観主義と言われる人が、
粘り強くいられるのも
周りを気にせず過ごせるのも
どんなことがあっても長期的にはよくなる結果を想像できることも、
すべてこの要素につながっていると思います。
これを聴いて、昨今流行っているアドラー心理学を思い出しました。
そして、以前紹介したフランクルが言っていることとも近い。
それが何かと言うと、
「過去の経験が人生を作っているのではなく、
過去の経験への意味づけが人生を作っている」
ということ。
つまり、意味づけ=自分でコントロールすることだと思うんです。
自分の人生は自分のもの、とよく言うけれど、
その意味を深く考えて、日々意識するのとしないとでは雲泥の差。