「嘘」を辞書で引くと、
「事実ではないこと。 人をだますために言う、事実とはことなる言葉。 いつわり、とも。」
とあります。

最終目的が「人をだますこと」、そのために言う言葉が嘘。

では、人にやる気を出させるために言うちょっとしたお世辞とか、
自分の立場を肯定するために言う小さな言い訳とか、
そういうことは「嘘」とは違うのでしょうか。

昨日とあるセミナーを受けてそんなことを思いました。

事実をほんの少しだけ曲げること。膨らませること。隠すこと。
これらは、私たちは毎日のように何かしらやっていると思います。
それは他者に対しても自分に対しても同じ。

ダイエット開始を決め、目標体重も定め、さぁやるぞと動き出したは良いけれど継続できなかったり。
その時に、自分との約束を守れなかったことに対してどうにかこうにか言い訳をして、やりたいことも目標達成もできないまま時間だけが過ぎる。

他者に対しても、素直に間違いを認められなかったり、きちんと相手の話に耳を傾けられなかったり。

これらは、真の人間関係を築くことや、真に幸せになることを阻む「偽りの行為」です。
偽り、と言うことに抵抗があるのは、
それらを常日頃から無意識に行っている証拠。

意識的に、あらゆる「偽りの行為」に気づき、修正していきたいものです。

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