質問力の正体
一般的に聞き上手と言われる人は、
人の話を最後まできちんと聞いて、
適切な相槌を打ち、
自分の主張はしないようなイメージが先行してる気がします。
でも、的確な質問が出来る人こそ「聞き上手」だろう、というお話です。
「聞き出し上手」とか「理解上手」の方がニュアンスとしては近いかも。
質問と言っても、ただ何かを聞けば良いというものではなく、そのタイミングとか頻度とか、具体性とかはとても大事です。
これは対面の会話でも、電話でも文字でもそう。
例えば、初めて会った女の子とそのあとLINEのやり取りをするようになって、
質問を投げかけるケース。
この時に、相手からの質問返しもないのに複数の「?」を投げるのは、やはり聞き出し下手。
相手に多少「あなたのこと知りたい」というサインが見れるならまだしも。
1やり取りに1質問ならまだしも。
そう、何かを聞き出すことよりも先に必要なのは、
相手を本当に理解しようと意識して、
さらに共感を示すことなんです。
実際にやってみると、共感を示して反応することは結構難しいんです。
相手の感情を察して「イライラしているんだね。」などとまとめたたり、
同じ内容を繰り返して理解を示したり。
スキルばかりに偏るのではなく、
真の意味で相手を理解したうえで
行動していきたいと日々思います。