見え方は一つではない
物事の捉え方や見え方は
人それぞれ違うという話。
そして、完璧なただ一つの正解などというものはないというお話です。
例えば同じエベレスト山を見ていても、
綺麗と感じる人、さすが世界最高峰だと思う人、
なんだこんなものかと思う人、
ただただ怖いと感じる人、様々だと思います。
更に、晴れの日と大雪の日では見え方は全く違うし、地上からと上空からではこれまた全く違う。
でも、どれも全てエベレスト山。
それ自体は変わらずそこにあるだけ。
そして目的地にたどり着くためのルートも方法も一つではありません。
同じエベレスト山頂を目指していても
沢山の登山道があって、
休憩の取り方一つとっても、
その人の年齢や性別、体調によって全然違います。
これは、一つの答えを導き出す数式が一つではないこととも同じ。
人は、何かを知ると
それがただ一つの答えだと思ってしまいがちです。
でもそうではなくて、全く違う解き方や導き方、見え方があることを忘れてはならないと思います。
それは、
そういう意識があれば
自分の視野が広がり成長につながるから。
そして、余計な感情に左右されず事実をみつめることができるようになるから。
その結果、自分自身が楽に生きられるようになると思うからです。
ほんの一部の情報を得ただけで
全てを知った気になってしまうこと、
こんなにもったいないことはありません。
見え方、捉え方は一つではない。