IBM i (AS/400)エンジニアとしての自分を振り返る
初めまして。HaoCha_i、と申します。
名前はハオチャイと読んでください。
最後の部分に小文字の「i」がつくのでお察しの通りですが、IT業界で長くAS/400時代からRPGエンジニアとしてキャリアを積んできました。
最初の記事なので少し自分の自己紹介をします。
大学卒業後、新卒で日本IBMのビジネスパートナー企業に就職。
そこでAS/400の開発部隊に配属されたことからRPGの世界のキャリアをスタートしました。
最初の1年目は5250エミュレータのセットアップからスタートし、RPGの勉強・基幹業務とはなんぞや?・外部設計/内部設計…といった研修をEOL(QEOL)を使いながらみっちり仕込まれる環境で過ごしました。
そして2年目からは担当SEとして数多くのお客様先でのプロジェクトに参加。
主に中小企業様を担当したこともあり、AS/400の導入から遠隔制御装置のセットアップのために地方に飛ばされてみたり、徹夜作業バッチこい(笑)な開発プロジェクトなど多岐にわたる経験を経たうえで阪神大震災、2000年問題、AS/400もRISCへの変換、OSの改変、IBM i への名称変更などなど…の大きな出来事を経て、2024年の今に至ります。
そして現在はIBM i を取り囲む世界の変化について受け入れながら、しかしあまりに頑強でOSがバージョンアップしてもマシンを入れ替えても「あっちからこっち」にデータやプログラムをテープやFTP等で保管して復元するだけで何も変更することなく動いてしまう、そんなすごいOSだからこそのIBM i の世界の変わらなさに苦慮しています。
IBM i は10年先までロードマップが公開されています。
しかしいまだに「IBM iって無くなんでしょ?」「どうせ(黒い画面に緑の文字だけの)レガシー」「いまさらRPGなんて」といわれてしまう36周年を迎えたIBM i 。
そんなわけはないのに、そのイメージをいつまでも持たれてしまっているのが大問題。
何もしなくても動いてしまう、その優秀さが逆にあだになっている部分でもあると思います。
ではどうすればIBM iの情報をもっと正確に伝えられるのだろう?
そんな悩める日々を過ごしている1技術者のつぶやきや、IBM i を取り囲むアライアンスやイベント、日本IBM様から教えてもらった情報などなどをここに書いていこうと思っています。
今日のハオルチアは…ブラッククーペリー
うちで一番のピカピカ窓のハオルチア。
こんな風にピカピカでいたいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?