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ベタをやる
明日からハワイに行ってくる。
海外旅行としては、わりと定番の場所な気がする。
「海外旅行 おすすめ」とかで検索したら、かなり上位に来るんじゃなかろうか。
40歳になってから、正確には30代後半くらいからか、ベタというものになにか「正しさ」みたいなものを見ている気がする。
みんなが好きなもの、みんなが良いと言うもの、みんなが思うことはすべて「正しい」という風潮。
30代前半までは、そんな風潮クソくらえと思ってたけど、ベタなものの良さみたいなものは確かにある。
全てのニッチな物事が良しとされないのと同じように、全てのベタな物事も良しとはされない。
ただ、ベタはなぜベタと言われるのか、という問いに対する答えを持つ物事は、たしかにある。
では逆に、ニッチとされるものにその答えがあるかと言われれば、特にググっても出てこない場合が多い。ググって出てこないからニッチなのだろう、という話でもあるけど。
実体験をもとに考えると、理由は大してない。それは「みんなが興味ないから」というトンデモ理論のものもあれば、「(みんなは理解できていないけど)俺にはこれがとても良いものに感じる!」みたいな、個人の価値観が大いに前面に出たものもある。
ただ、ここ最近は個人の価値観を一旦そばに置いておいて、ベタなものがなぜベタと言われるのかを探るべく、意識的に首をつっこむようにしている。
今、時代はわりとニッチなものが良しとされてきている気がする。
ここ最近転職活動をしたけど、求められる人材は何でも屋ではなく、特殊能力を求められるタイプ。
たぶん、ベタなことをできる人は、ベタ故に誰でもできる、と考えられてしまうのだと思う。そうなると、あとはもはやキャラだったり好みだったり、到底優劣を付けられないことで合否が決まる気がする。
そろそろベタに首を突っ込むのもやめていいかな、と思う。
ベタは先駆者が多すぎる。とにかく面白そうな感じがしない。
でも、明日はハワイに行ってきます。行って、ベタと決別すべきかどうかを考えたいと思います。
以上、半蔵でした。
周りにハワイ行くって言ったときに驚く人がたまにいるけど、こういうことを理解してもらえるまで説明するのがめんどくさいから、適当な理由を付けて全員に説明しています。たぶん一部の人には説明をめんどくさがってるのがバレてるはず。