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Xデザイン学校公開講座「ビジョンとパーパスのアプローチと実践」の振り返り

2022年7月8日の公開講義の振り返りです。

まず初めに、スピーカーを務められた三澤様、山口様、山崎様、
大変貴重なお時間をありがとうございました。

情報漏洩に気をつけながら綴ります。

ビジョンはアジャイルで, そしてボトムアップで作る視点を持つ

・ビジョンはプロトタイプし、社会実装し、アップデートするもの。
・上の人が作ったフワッとしたビジョンなんて役に立たない。だからボトムアップで作る。プロジェクト単位でもいい。

これが私の中での講義の結論で、私や同僚が悩んでいたことの答えが見えた気がしました。

常に状況が変化する現代のプロジェクトでは、アジャイルの視点がなければ過去の意思決定が後にチームの足を引っ張るという状況は度々発生します。
同じことが企業のビジョンにも言えるのだと思いました。

今の日本の大企業の中には、かつてはトップが打ち立てたビジョンに向かってなりふり構わず挑んできたのに、今では花形サービスの運用で惰性的に利益を上げている、と感じている企業も少なくないかと思います。

そのような企業に勤める社員が、企業のビジョンを理解して仕事しようとすると

・ビジョンがフワッとしすぎていて、目指している未来がわからない
・ビジョンと実態が乖離していて、平社員の立場では乗っかりきれない

なんてことが起こり得ます。
そこで必要な意識が

ビジョンはプロトタイプし、社会実装し、アップデートする
・ビジョンはボトムアップで作る

という視点なんだなぁと思いました。

企業のビジョンやあり方に文句を言っていても仕方ありませんから、自分がコントロールできる範囲からでいいから、ボトムアップでビジョンを作っていくということですね。

早速週明けから、プロジェクトメンバーでビジョン明文化会を開きましょうかね。

登壇された3名のお話は全て非常に面白く、興味深い講義でした。
アーティストでいらっしゃる山口典子さんは、素晴らしい作品を作られる方で、現在NFTでも販売していらっしゃいます。
OpenSea のURLが探せなかったのですが、見つけられたタイミングでこの記事にも記載しようと思います。

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