あえて銀行に就職するメリット

あえて銀行に就職するメリットを語ろうと思う【体験談】

どーも半沢くんです。

最近地銀を中心とする銀行のニュースはどれも暗いニュースばかり。

以下引用ツイート

【三菱東京まで預金に課金】クロダ日銀のマイナス金利の打撃を銀行は国民に転嫁する。三菱UFJは一定期間、取り引きがない口座から手数料を取る方向。長引く超低金利で経営が厳しく、預金者から手数料をとる。大手金融グループ3社で初めて。今やアベノミクスは国民収奪へ。https://t.co/krFeeHIhS4

— 金子勝 (@masaru_kaneko) December 7, 2019

実際、各メガバンクの経営陣はリストラの動きを加速させている。
みずほは1万9000人
三菱UFJは9500人
三井住友は4000人分の業務削減と合わせて、店舗の統廃合も検討しているという。https://t.co/snwuiO8drt
— omega2 (@omegaomeg2) December 5, 2019

                        以上

メガバンクも地方銀行もかなり収益が悪化してきており、ビジネスモデルの転換期にきているというのはもう明らか。。。

特に、人件費削減のため新入行員の入行数を減らしたり、店舗数を減らしたりするなどのニュースが当たり前になってきているよな。

そんな、業界としての現在は非常に暗雲立ち込めるなか、あえて元銀行員として、銀行員で良かったことやメリットを9つ挙げて具体的にその内容について話していくで。

銀行員になることで得られる9つのメリット


①高度な接遇スキルを身につく
②世の中の動きがわかるようになる
③幅広い金融知識が身につく
④決算書が読めるようになる
⑤業界の構造がリアルタイムでわかる
⑥経営者と対等な立場で話せる
⑦コンサルティング能力が身につく
⑧キレイな女性が多いのでモチベショーンアップする
⑨社会的な信用力が高い

1から7までは真面目な感じで

8.9はおまけとして見てな!

そしたら上記内容を順に見ていくで!

①高度な接遇スキルが身につく

どこの銀行でも最近接遇に力を入れていてこの傾向はますます強くなって行くんじゃないかなーと思うで。

というのも、マイナス金利に伴う融資利率の低下のためどの銀行も同じような金利になっており、金融商品の内容も似たりよったり。

あと差別化できるのは接遇を含む対人サービスだったり、提案力だったりと人に依存するしかない。

特に接遇は習慣化されれば、意識せずとも自然にできるようになるため、銀行では入行前に研修でみっちり習うようになっているで。

わいが入行していた銀行では研修では挨拶の仕方、クレーム対応、ATM対応、お茶の出し方、名刺交換のやり方、電話対応さらにはお辞儀の角度までかなり細かく質が高い接遇を習ったで。

研修時は「なんでこんなに基本的なことを何回も繰り返しするねん。」と心の中で思ってたけど、繰り返しやることで習慣化され体に染みつき現場でも自然とできるようになってたなー。

支店でも上司から言葉遣い(尊敬語と謙譲語の違い)の指摘や行員としての立ち振る舞いを徹底的にチェックされるから、そらもう応対スキルは飛躍的に伸びるはずやで。

このように習慣化させていくので、お客様がどのようにすれば満足度が上がるかを常に考えざる得ないので、自然と高度な接遇が身につくにようになるで。

②世の中の動きが分かるようになる

銀行員になるのと同時に始めなくては行けないのは日経新聞を購読し読み込むこと。

わいが所属していた支店では

朝礼の時間に、今日読んだ日経新聞の内容から支店の行員全員にみんなに伝えたい内容やトピックスなどを3分話すというイベントがあったで。

そして、その話す人は支店長がランダムで当てて行くため、いつ自分が当たるか分からない事からある程度どんな内容を話すか事前に決めていないと読んでいないことがバレてしまうため、恥さらしとなってしまうんやな。

その時は、苦痛だったけど振り返ればあの新聞を読む時間を作り出していたからこそ、新聞を真剣に読み込み、徐々に世の中の全体の動きが分かるようになったんだなーと感慨深いもんがあるなー。

銀行によって差はあると思うけど、お客さんとの会話の中で普通に株価や為替相場、株価に影響を与える政治的イベントについてなとなど話す必要性がどうしても出てくるので嫌でも世の中の動きが分かるようになってくるはずやで。

金融はどの業界とも接点を持っているから業界全体の幅広い知識を身に着けることができるってことなんやな。

やから、結構同期の中でも将来コンサル会社を立ち上げたいからその勉強で入行した奴もいたし、将来は親の会社を継ぐための修行として銀行に入った人も数名いたぐらいなんやな。

やから、就活しててどの業界がいいか、そして自分に合っているか分からない人は一度幅広い業種が見れる金融業界という選択はありやと思う。

銀行は斜陽産業になっているけど、ステップアップとして入行するというのなら就職の選択肢としてありかなーと個人的には思うで。

③幅広い金融商品の知識が身につく。

これを言うと証券会社に勤めてても、運用に関する本を読み込んでも学べるやん!

というツッコミが入りそうやけど、銀行員だからこそ学べる環境があるで。

特に初めてお客さんのところに出向いたときは昔から投資をしている人は過去の相場感や金融商品に詳しく話を聞くだけですごく勉強になる。

また、銀行の場合は証券会社と違い、お客さんの預金残高や家族構成なども事前に分かることや保険商品も販売できるため、リスク許容範囲毎に色んな金融商品が売ることが可能なんやな。

そして証券会社や保険会社の場合は基本的に自社の商品を販売するため、自分が本当に良いというサービスを自信をもって販売できないという側面があるし、商品数が少ない分提案方法にも制限がかかるからその点銀行のほうが優れてるように思うで。

だからこそ、幅広い金融知識が身につける必要があり、勉強していかないと周囲に置いて行かれる状況に追い込まれるから必然的に金融知識は身についていくで。

④決算書が読めるようになる

法人担当になると必ず習得しなければならないのが、決算書が読めるようになること。

決算書を読めるようになると、あらゆる会社がどこで儲かって損しているのかが手に取るように分かるで。

どれだけ表面上が良くても財務内容はズタボロという会社も多くありますが数字は誤魔化せへん(※粉飾決算は除く)

さらに買掛金や売掛金などの残高先を見ることで主要な取引先が分かるため、普段どんな取引先と関係があるのかが丸裸になるので、そこからも色んな発見があったりするで。

また銀行では会社によってランク付けを行うことで貸し出す場合のリスクを最適化します。

倒産リスクが高いと融資金利は高くなり、反対に倒産リスクが低いと融資金利は低くなります。

決算書を分析することは、財務的に優良先が判別できるだけでなく、貸し倒れを防ぐためにも非常に重要な手段となってくるで。

そして、決算書を読めるだけで上場企業など決算状況を公開しているところの財務状況がわかるため、そこが財務的に安定しているかどうかがわかるで。

これは、一般のサラリーマンでは習得できないアドバンテージだと思うな。

⑤業態の構造がリアルタイムでわかる

法人担当の銀行員は基本的にはあるエリアを任せられ、そのエリア内全体の事業先を担当することになるで。

エリアによって業種は偏ることがあるけど、基本的には、製造業、飲食業、運輸業など色んな業種を担当することになるので様々業界の経営者とその業界のニュースや経済動向などをリアルタイムで聞くことができるで。

社長から聞ける話はネットニュースや本では知り得ない情報がたくさんあって、しかも経営者目線で話をしてもらえるので業界の構造や問題点等細かく知ることができるのはかなりのメリットやと思う。

⑥経営者と対等な立場で話せる

5番とも内容は関係しているけど、経営者の方と対等な立場で話せるのも大きなメリットやな。

20代の若造でも60代、70代の経営者と直接財務内容や業況について話せるというのはかなり大きい。

社長という責任感のある立場で活躍されている人の話を聞くだけでモチベーションアップに繋がるし、社長によっては人生のアドバイスもしてくれたりわいも非常に影響を受けたで。

経営者も銀行員に対してはどのような財務アドバイスをしてくれるのか、また事業に関するヒントを求めていることもあるからその期待に応えるために「自分自身ももっと成長していかないと」と意識する環境に身を置けるで。

⑦コンサル能力が身につく

銀行員は融資や金融商品だけを売っていていいのではないんや。

融資をする際には、会社の資産や負債、取引先、業況、会社概要だけでなく社長個人の資産や不動産、趣味や思考タイプなどに応じて提案方法を変えていく必要があるで。

しかも金融は無形商品目に見えない商品であるため、他行と差別化することが難しくいかに自分という人を売っていくかが重要になるので、自分が目指したいゴールを設定してそこに向かって戦略を立てて行くことが不可欠になるんやで。

差別化していくためには

税制や国や県の補助金情報、ITを用いた事務コスト削減の情報提供などあらゆる角度でのアドバイスが必要。

また情報提供スピードも差別化としては重要で、日常の仕事では

いかに早く、そして正確かつ相手の要望に応じた提案をすることが大事になってくるんや。

そのような日常を送っているからこそ、銀行員になると自然とコンサル能力は身につくはずやで。

⑧キレイな女性が多いのでモチベショーンアップする

転職したからこそ実感したんやけど、同期が全員で100人以上いてその半分が女性という職場はなかなかないことに気付かされたな。

特に銀行員の女性って見た目がカワイイ人も多くおそらく顔面偏差値もかなり高いなーと感じる。

銀行辞めてからも同期と飲むことがあるんやけどこんなにカワイイ人多かったっけ?

と感じてしまうほど(笑)

実際職場恋愛も多いけども不倫してる人も結構いたりとなかなかカオス。

そして、2,3年に一回は転勤があるので、色んな出会いのチャンスはあると思うで!

なので、あまりモテそうにない人にはいいかもしれへんな。

⑨社会的な信用力がある

これは地方の銀行だけかもしれへんけども、特に60代以上の人には銀行員というだけでかなり好印象を持ってもらえることが多い印象があるで!

また合コンや街コンなどに行った際にも銀行員というだけで真面目というかしっかりした印象を持たれるか良い印象を持ってもらえることが多い気がするな。

その理由について女性の友人に聞いたんやけど、特に親世代の人に受けがいいから結婚相手として紹介しやすいというのがあるみたい。

また地方になるとある程度の年収があって安定した会社がないので、銀行か公務員かみたいな感じになるという側面もあるからやろうな。

まとめ

今回はあえて銀行員になることの9つのメリットについて書いてみたで。

次回はその反対、銀行員になることのデメリットについても書いてみようかなーと思うし要チェックしてみてな!

ほなまた!

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