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6/15(木)岸和田9~12R L級ガ選抜×2・特選・決勝

岸和田9RL級ガ選抜(14:35)

スローの瞬発力勝負ならば現役屈指の6石井寛子だが、そもそも機動力型が多くなるとパフォーマンスを大きく落とすタイプであるうえに、今開催は7・6着とデキもあまりに悪い。ここは前前で組み立てる1飯田風音を目標に、後方から大きくカマす3太田美穂がまず上位と見る。前後に機動力型が揃えば、飯田の後ろから組み立てれば4杉浦菜留にも一発のチャンスはありそうで、これも上位に。そして普段ならば逃げ中心だが、機動力型が揃えば後方から追い上げてのマーク戦のカードを切るのが2日野未来の怖さ。今回はどこに目標を絞るか難しいが、後ろ攻めの太田美穂に乗る形ならば直線叩き合いで逆転まであっていい。

◎(2)日野未来
○(3)太田美穂
▲(4)杉浦菜留
△(1)飯田風音
×(6)石井寛子

岸和田10RL級ガ選抜(15:10)

初日は逃げてシンガリ負け、2日目はまるでラインの3番手で受けるような内容での3着流れ込みと、元気がない3奥井迪。ここは他に逃げたい選手がいないのでマイペースで運べそうだが、それでも初日の内容からは押し切りまでは難しそう。当然奥井の後ろが恵まれそうで、この位置が誰かを探るのがまず第一か。マーク数の多さでは5當銘直美だがどうにも近況悪く、差しの決め手の多さでリードの7細田愛未も流石に2日目の7着は気になる。こうなれば、デキの良さだけで2田中まいを狙ってみるのはどうだろうか。初日は6着だが超スローの後方から上がりだけは一応最速タイ、2日目は番手からBを取る仕掛けで2着激走、ここは隣枠の奥井の番手で運べば圏内はあっていい。後方から外を回して4着続きの4野本怜菜は存在感薄い開催だが、これが体調の悪さから来る消極策でもない限り、巻き返しは効く差なので、この人気ならばこれも狙って面白い。(◎○ともに人気薄なので、一応印は全部に付けています)

◎(2)田中まい
○(4)野本怜菜
▲(3)奥井迪
△(1)山原さくら
×(5)(6)(7)

岸和田11RL級ガ特選(15:50)

初日の1着は平凡なラップで過大評価はできない(2)小林優香だが、2日目の5着は行く先々で行き場をなくして完全に脚を余したもので、それを差し引けばここでは2日連続で最右翼レベルの評価となり、軸として信頼。初日はハイレベル戦で後手を踏んで追い上げるロスのある内容で6着も、2日目はキッチリ巻き返した6吉川美穂が強敵。7尾方真生も同じく7着→1着と大きく巻き返したが、こちらは2日目は番手差しの恵まれで、2日とも吉川より上とは言い難い内容と見る。3鈴木美教も初日はなかなかの底力で1着だったが、2日目は最終ホームで久米詩を追える位置から簡単に離れ、バックでは小林莉子を追える位置から簡単に離れと、淡白な内容での5着で、これも半信半疑。

◎(2)小林優香
○(6)吉川美穂
▲(7)尾方真生
△(3)鈴木美教

岸和田12RL級ガ決勝(16:30)

2日連続で格の違う持続力を見せている1児玉碧衣が、状態に不安もなく不動の本命。逆に2日連続で超スロー逃げ切りで、その割に上がりも伸びていない△2久米詩は、連勝でもまだ信用できず、ウタの「新時代」はまだ来ないと見る。2日目の久米詩が超スローから上がり12.3で逃げ切ったのに対して、同日児玉碧衣相手にハイラップで逃げながら12.2で3着に粘った6坂口楓華の方が底力は上の評価となり、今回は展開ハマれば女王を脅かせる存在ではないか。その坂口を差した4柳原真緒も、終始児玉碧衣マークならば逆転の可能性を秘めるもう一人で、ずっと復調途上の印象ではあるがここまで間に合わせたならば上位に取る。

◎(1)児玉碧衣
○(6)坂口楓華
▲(4)柳原真緒
△(2)久米詩

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