4/24(水)大井11R・羽田盃(G1・ダート外1800)
[展望・分析]
過去の羽田盃
19:37.1-37.7-38.7=1’53”5
[1着(10)ミューチャリー10-11-11-8(36.9)56]
[2着(6)ウィンターフェル5-5-4-4(39.1/1.0)56]
[3着(12)ステッペンウルフ8-6-6-5(39.0/1.5)56]
20:37.4-37.6-38.3=1’53”3稍
[1着(7)ゴールドホイヤー2-2-2-2(38.0)56]
[2着(2)ブラヴール9-9-9-10(37.7/0.4)56]
[3着(9)ファルコンウィング1-1-1-1(39.0/0.7)56]
21:35.8-37.5-38.2=1’51”5重
[1着(10)トランセンデンス3-3-3-4(37.9)56]
[2着(4)アランバローズ1-1-1-1(38.4/0.2)56]
[3着(5)ランリョウオー5-5-4-3(37.9/0.2)56]
22:35.3-36.6-40.5=1’52”4稍
[1着(15)ミヤギザオウ13-13-13-13(38.8)56]
[2着(8)ライアン12-12-12-12(39.0/0.0)56]
[3着(4)シャルフジン1-1-1-1(40.7/0.2)56]
23:36.0-37.7-37.2=1’50”9稍
[1着(6)ミックファイア2-2-2-1(37.2)56]
[2着(8)ヒーローコール6-6-5-5(38.0/1.2)56]
[3着(9)サベージ16-16-9-6(37.6/1.5)56]
「テン37秒台前半-中盤37秒台後半-上がり38秒台」と、一貫急流だった19・20年を基準にすると、テン35秒台の21年は重馬場を差し引いてもテンが速い(しかし重馬場を差し引くと中盤は緩い)ラップ。そして22年は超前傾で上がりバタバタの消耗戦、23年はラップのデザイン的には19・20年とやや似ているが、勝ち馬の優秀さで上がりも速かったというハイレベル戦ということになる。面白いのはこれだけバラバラでも4角先頭馬が4年連続馬券に絡んでいること、そして10番手以下からの追い込みも5年のうち4回で届いていることだろう。追い込みの方は実質中弛みラップの21年は届いていないが、4角先頭馬は一貫急流でも消耗戦でも絡んでおり、直線長い大井外回りでも基本はこちらを狙うべきということになる。
前哨戦分析①2/14雲取賞(G3・大井外1800m)
19:38.0-39.2-38.6=1'55"8重
[1着(6)ヒカリオーソ1-1-1-1(38.6)57]
[2着(11)ミューチャリー11-11-7-7(38.3/0.4)57 →羽田盃1着]
[3着(15)カジノフォンテン3-3-3-2(39.0/0.6)55 →羽田盃4着]
20:38.2-39.0-38.9=1'56"1
[1着(15)ゴールドホイヤー6-6-3-2(38.3)56 →羽田盃1着]
[2着(13)ファルコンウィング1-1-1-1(39.5/0.6)56 →羽田盃3着]
[3着(1)ストーミーデイ3-3-4-4(39.6/1.4)57]
21:38.7-37.9-38.0=1=54"6稍
[1着(10)ランリョウオー2-2-2-2(38.0)57 →羽田盃3着]
[2着(4)トランセンデンス5-6-5-6(38.3/0.6)57 →羽田盃1着]
[3着(3)タブラオ3-3-4-3(38.5/0.6)57 →羽田盃10着]
22:36.8-36.6-38.3=1'51"7稍
[1着(10)シャルフジン1-1-1-1(38.3)56 →羽田盃3着]
[2着(3)ナッジ6-6-5-5(37.5/0.3)57 →羽田盃7着]
[3着(8)シルトプレ3-4-3-3(38.1/0.3)57]
[6着(9)ライアン5-5-6-6(38.7/1.5)57 →羽田盃2着]
23:39.1-37.7-37.6=1'54"4
[1着(8)ヒーローコール2-2-2-2(37.6)57 →羽田盃2着]
[2着(2)マンダリンヒーロー4-3-4-3(37.5/0.2)57]
[3着(6)トワシュトラール1-1-1-1(38.3/0.7)56]
24:37.5-38.1-39.6=1'55"2
1着(5)ブルーサン1-1-1-1(39.6)57
2着(9)アマンテビアンコ6-7-4-4(39.3/0.4)57
[3着(16)サントノーレ3-3-3-3(40.2/0.7)57]
5着(14)フロインフォッサル15-14-14-11(39.4/1.8)56
2月の掛かる馬場を考えれば、19・20年もそこそこの一貫急流ということになるか。実際ここで好走した馬は、同じく一貫急流の"本番"羽田盃で2頭ずつ出走してすべてが4着以内。テンは僅かに緩いが中盤速い21年も、1・2着馬は羽田盃で共に3着以内、3着タブラオだけが大崩れするが、これは本番がやや中弛みラップだったこと・3着とはいえ0.6差と差が大きかったこと・この馬自身その後2年間以上馬券絡みがないほどに低迷することなど、複合的な要因でこれは例外と見て良いか。
22年は特に超激流で好時計、これを逃げ切り完勝のシャルフジンはこれならば同舞台の"本番"も盤石かと思いきや、ここまでのハイラップでねじ伏せる形は、頭数増えて相手強化だとやはり簡単に再現はできないということか、こちらは羽田盃では3着まで。この年はさらに、ならば急流で最速上がりの2着ナッジが浮上するかと思いきや伸び切れず、雲取賞で1.5差と全く良いところのなかったライアンが一変して巻き返した。これはここで惨敗して本番で思い切って控えた展開利が大きかったので、こちらも強いハイラップ逃げ馬がいる年ゆえのレアケースとしておく。
23年はテン極めて緩いラップで、これを押し切った組は過大評価できなさそうだが、楽した逃げ馬に0.7差もつけた勝ち馬ヒーローコールはやはり格上の内容で、これは羽田盃でも2着。最速上がりでこれに唯一迫ったマンダリンヒーローも、サンタアニタダービー2着と海を越えて活躍した。
さてこれらを踏まえると、
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