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夢野さくらさんに例の件についてインタビューしてみました

※有料設定ですが、インタビューまで(全体の9割程度)は無料で読めます。有料部分は今回の騒動に関係ない、私自身のプライベートな話だけです。

なお、経緯をざっと追っているので前置きめっちゃ長いです。
インタビューだけは1分で読めるので、経緯を知っている方は「夢野さくらさんインタビュー」の項目だけお読みください。


■登場人物


藤田シオンさん
 
歌舞伎町BAR3peace店長見習い、秋葉原の雀荘勤務、競技麻雀プロを目指している女性。その言動は賛否両論を巻き起こしがち。
すぺねこ(ΦωΦ)さん
 
麻雀界のゴシップ・トラブルを嗅ぎ付ける尋常ならざる嗅覚で、斯界の論客・インフルエンサーのような地位まで到達した男性。その言動は賛否両論を巻き起こしがち。
夢野さくらさん
 
GPC大阪著名人リーグ・ザンリーグ所属、元麻雀共同体WW選手、地下アイドル・歌い手、トランスジェンダー。その言動は賛否両論を巻き起こしがち。
ウヒョ助/塚脇永久さん
 「鉄鳴きの麒麟児」をはじめ、麻雀漫画のヒット作を連発する漫画家。クセの強さ・舌鋒の鋭さから当初は麻雀プロと揉めることも多い印象だったが、クオリティの高いMリーグをモチーフにした漫画・イラストを驚異的なペースで投稿し続けることにより、麻雀界隈最大のインプレッションを誇る業界トップインフルエンサーの立場に。その興味の対象はMリーグに限らず麻雀界の隅々まで幅広く、業界全体を無償でPRするありがたい存在として、麻雀プロ・競技団体・Mリーグチームなどからも一目置かれている。ただクセの強さは変わらず健在で、その言動は賛否両論を巻き起こしがち。

■藤田シオンさん×すぺねこ(ΦωΦ)さんトラブルの経緯

始まりはこのポスト。

これに対して本人は、意外にもカジュアルなリプ。

なごやかにすら見えるやりとり。

しかし、これと前後してこのポスト。
なおポスト文面にもあるように、画像内のDMはすぺねこさん以外の方から。

そしてそれからわずか1時間ほど後に…

藤田さんのこれらのポストに対して、主にすぺねこさんのフォロワーから、相当な批判が押し寄せた模様。
「生きてて草」など実質死を望むような鋭利な攻撃をするポスト、或いは年齢をいじるポスト、そして完全なかまってちゃん・狂言と決め付けて揶揄するポストなど、傍目に見ていても”袋叩き”に近い状況だったと思う。
もちろん文字通り藤田さんをフォローするフォロワーも多数いたと思われるが、すぺねこさんフォロワーの方が人数も結束力も攻撃力も数段上なので、やはりかなり厳しい状況になっていたように思う。

これによって、翌日夕方にはこのポストをする状況にまで追い詰められていた模様。

■渦中に夢野さくらさん降臨

この状況で、先の藤田さんのポストの半日後に急に現れたのが、夢野さくらさん。藤田さんのオーバードーズを匂わす投稿の数時間後に、以下の連ポストを投下した。

この時点ではすぺねこさんからの反論は特になし。
さらに夢野さんは2日後に、全体を俯瞰した感じで以下のポストを投下。

これに対してすぺねこさんは、自身の藤田さんに対するポストの正当性の主張…は全く行わず、徹底して「夢野さんの過去の発言の中から、おかしなものをひたすら発掘してリポストし続ける」という得意の手法で反撃を続ける。この辺はやっぱり百戦錬磨の手練れ。

こうなると、夢野さんが普段から時折行っているちょっと変わった感覚の発言の多さと、それを発掘するすぺねこさんシンパとの相乗効果で、もはや夢野さんが袋叩きという状況になってしまう。
この時点で、自身の藤田さんへの発言の妥当性に関する議論を完全に離れているのは、巧妙な「論点ずらし」なのか、それともシンプルに夢野さんのポストへの怒り一色になっているのか。

2日経ってもこうして再度「上から目線」を糾弾しているあたり、後者のシンプルな夢野さんへの怒りに染められているのが正確なところだろうか。

■ウヒョ助さんのアクロバティック擁護

ただこの時点まで来ると、すぺねこさんが藤田さんへの自身のポストに全く触れなくなったのには、明確な理由がある。
時系列が前後するが、夢野さん降臨の1日半後、それまで静観していたウヒョ助さんが投下したのが以下のポスト。

これを引用してすぺねこさん。

ウヒョ助さんはすぺねこさんを漫画に登場させており、その後もX上での親交を通じてシンパシーを募らせているのか、傍から見てもお互いを尊重し合う、特別な「絆」があるように見える。
正直、そんなウヒョ助さんでもこの擁護はかなり苦肉の策だったのではないか。
「麻雀プロになりたい」と公言する人に対して、「なれないと思う」までは個人的な感想だと言えるが、さらに「団体はならせてはいけないと思う」は相当なショックを与える可能性は否めない表現
幾らその後に「麻雀で食べるプロにはなれるかもしれない」が添えてあっても、これをトータルで「褒め言葉」とパッケージするのは流石に無理があるのではないだろうか。なんせ実際「麻雀で食べる」は2つの職を通じて本人は実現しているのだから、それに「なれるかもしれない」が全体を褒め言葉に転換してる、はちょっと無理筋。

それでも”盟友”の喧嘩(それも明確に、どちらが加害性が高いかと言えばすぺねこさんの方という図式)を見てしまっては、”無理筋”でも仲裁したくなったのだろう。
結果的にこの”仲裁”が完璧に奏功して、事態は急激に収束へと向かう。

流石に「せっかくのお言葉」「褒めて頂き嬉しい」は圧され過ぎでは…無関係な傍から覗いているだけでも心配になるほどだったが、これで収束した方が本人も楽ならばそれで良いだろう。
このポストの急転換を見て、仲裁したウヒョ助さん本人の反応がこちら。

「初手はすぺねこさんが悪い」と言ってしまうぐらいだから、その初手を「褒め言葉」と規定した仲裁は、やはり”苦肉の策”だったのだろう。
ちょっと意味は違うが、見事な”大岡裁き”だったと同時に、斯界に与える影響が大きすぎることに、本人もちょっと驚いたかもしれない。

ちなみに藤田さんから仲直りを提案されたすぺねこさんは、相互ブロックを提案。これはなかなかの見識だと思う。

もう仲違いはしていないが、お互いを守るためのブロック。一般論として、こういう判断ができることは大事だと思う。

■ハシゴを外された夢野さくらさん

一連の「トラブルからの仲直り」劇。
この流れから完全に置いてけぼりを食らったのが…そう、夢野さくらさんである。

本人も消化不良のような感じだが、肝心の藤田シオンさんが完全に和解しているので、急に和解へと舵を切るしかない、というポスト。これに対してすぺねこさんはこちらの返し。

全く和解の気持ちは無いようで、その後も断続的に夢野さんを批判・愚弄・罵倒するポストが続いている。

なおこの間(10月16日午前中)に、すぺねこさんは夢野さんをブロック。これもお互いを守るためには極めて好判断で、個人的に評価している。
ブロック後もスクショを用いてわざわざイジっているのは、個人的には全く理解できない(私はブロックしている比嘉さんのポストをわざわざ見に行ったことが一度もないので)が、まあそれもXの仕様なので自由だと思う。

■夢野さくらさんインタビュー

という訳で、急にハシゴを外された夢野さんにインタビューしてみた。

Q:藤田さん・すぺねこさんと面識や関係性はあったんでしょうか?
A:それぞれそれなりに意識して見てはいましたが、面識はないし直接の関係性は皆無です。

Q:そもそもどのような気持ちで、自分とは全く関係ない話題に切り込んで行ったんですか?
A:自分も精神障害を患ったことがあり、職業として児童福祉や障害者福祉に携わっているので、藤田さんのあの投稿は本当にヤバいことになる可能性があると思いました。
SNSのノリで周囲が批判的にイジるのも含めて、最悪の事態になることも想定できました。

Q:あのような表現では、トラブルになることは予見できたのでは?
A:勝手な話ですが、自分は病歴・職歴から当事者意識を持って藤田さんに手を差し伸べられる立場だと思ったので、自身の炎上云々よりも、とにかく真摯に彼女を助けたい一心でポストしました。

Q:当初のポストはそれで理解できますが、それならばその後の「麻雀界での立場を弁えて」というような表現は不要だったのでは?藤田さんに救いを差し伸べる意図ならば、立場に関係なく「何人たりとてこのような状況の人に、そのような言葉を投げ掛けるべきではない」のではないでしょうか?
A:それは本当に反省しています。
その点に関しては今でも、すぺねこさんにも藤田さんにも申し訳ないと思っています。すみませんでした。

私は夢野さんと関係性があるので、ある意味責めるようなインタビューになってしまっているが、夢野さんが伝えたいのはやはりこの内容だという確認が取れたので掲載する。

どうやら事態も収束しているので、これ以降この件に触れることはない予定だが、一つ言えるのは、すぺねこさんも「立場を弁えて」と言われてここまで怒るならば、初手の「団体は(プロに)ならせてはいけないと思う」に関しては、ほぼ同じ強度と角度を持った「攻撃」だったと言われても仕方ないのではないか、ということ。

これはもちろん夢野さんの意見ではなく、傍観していただけの私の100%単純な感想である。
そして、本人は顔出しもして賛否両論受け止める覚悟を持って「攻撃」しているので、まだ矜持?に近いものを感じるが、完全に尻馬に乗って攻撃していた勢はどう受け止めるのだろう、という思いは強く持たされた騒動だった。
軽い気持ちの攻撃の「刃」、意外と他人を決定的に傷付けて人生を変えてるよ。

■私自身の人生を変えた誹謗中傷

私自身も、大昔にすぺねこさんとちょっとイザコザらしきことがあって、最近になってお会いすることがあって、和解というか、むしろ私の側が言い訳みたいなことをお話したのが数か月前の話。
いろいろお話しできて、伝えたかったことも伝えられて良かったと同時に、その時言い忘れたことが一つだけある。

私がやる気もないのに「誹謗中傷を訴える」のを匂わすのはあまり良くないとアドバイスしてくれた(というか印象を教えてくれた、という感じ)のだが、それは単なる脅しやポーズではなく、実は公にしていないだけで、実生活に相当な実害があるから、本気で考えているということ。

自分に関して言えば、2度、明らかにネットでの誹謗中傷が理由で

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