代替の読み方
〝代替〟という漢字の読み方を、ずっと“だいがえ”と読んでいた。人前でも普通に…。面接でもだ。そもそも最初の仕事が、“産休代替”で、私の面接を担当した人も、〝さんきゅうだいがえ〟と読んでいた。学校に通っている時も、産休代替の先生が来たりすると、〝さんきゅうだいがえ〟と紹介された。私の中で代替は、〝だいがえ〟以外の何ものでもなかった。
漢字が好きで、漢字検定とかも受けた経験があるのに、代替を〝だいたい〟と読むのだと、ずっと知らなかった。こういう勘違いの一つや二つ、誰にでもあるのかも知れないが、ビジネスシーンでは恥ずかしい間違いになるのだと知って、過去に落ちた面接は、それが原因ではなかっただろうか…と心配になって来た。実際、代替=〝だいがえ〟でも間違いではないらしいが、〝だいたい〟が一般的なので知っていないのは良くないらしい。今更人の責任にするのもどうかと思う年齢ではあるが、代替を〝だいがえ〟と刷り込んだ大人たちに、責任を擦り付けたい気持ちが無いかと言えば嘘になる。
私は心から、大人たちの責任にしたい。ちゃんと責任、とってくれ。