エコーを受けた

 先週、二ヶ月前に受けたマンモグラフィの結果による、エコー検査の案内が届いた。
 マンモグラフィの結果は、それより前に既に届いており、【異常なし】とされていた。その数日後、見知らぬ番号からの着信があった。調べてみると受診した病院だったのだが、留守番メッセージはなく、その後かかってくることもなかったので放置していた。そして二ヶ月経って、案内が届いたのだった。案の定、高濃度でマンモでは結果が写りにくい…という見解であった。
 予想が出来たので最初に問い合わせたのだが、ルールはルールとのことで、痛い思いと被爆をして、マンモグラフィを受けたのだ。そして今回、エコーの再診という二度手間である。そのルール、改善の余地はないのだろうか?
 エコー検査は大分気持ち悪いが、痛くて被爆までするマンモよりはマシである。
 検査後、医師との面談で、「一年に一回は見せてねって言ったよね」と改めて言われた。前回の無料検診、システム的には二年前だが、実際受けたのは去年だ。“奇数年齢”の認識違いのせいで、二年前、誕生日を過ぎての受診が叶わなかったことから、“偶数年齢”になってから受診し、今年、再び“奇数年齢”になってすぐに受けたので、二年連続、“一年に一回”はクリアしている。しかし医師は、“二年前”という認識でものを言っていた。
 結局水分の塊が多数存在することで、〝気になる点〟は目白押しであるものの、無事、“異常なし”との結果を受けた。
「一年に一回はエコー受けてね」
 医師に念押しされ、来年は〝偶数年齢〟になって無料検診の対象ではなくなるので、自費でエコーのみ受けようと、腹を括った。それまでにちゃんと、仕事が決まっていますように…と願いながら…。

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