夢占い
不思議な夢を見たので書き残しておく。いつも参考にしている夢占いの本には情報がなく、ネット検索したら、なかなかレアで、しかもかなりの吉夢だとあったから、いつかこんな夢を見たのだと、将来読み直して癒されたいと思っている。現状として、未来に希望の光さえ見えないから、これが希望になれば良い。夢の意味するところが現実となって、長く続いているこの闇から抜け出し、この先、私が幸せを手にすることが出来たなら、この夢のお陰だったと思えるかも知れない。身動きが取れない現状から、必ず脱することが出来ますようにと、切に願って書き記す。
何だか広いリゾート地のようなところで、空を見ていた。雰囲気はサンタモニカ。遠い昔、一度行った。そこに似ている。
「あ、昇り龍！」と思った。思ったのに、何処？何処？と探している。思ったのか、声に出して言ったのか、言って指差したのは、近くの店の店主だったのか、はっきりしない。白髪交じりのおじさんは日本人で、『プレバト！』の水彩画の先生、野村重存さんに似ていた。
おじさんが指差した方を見て、「ほんまや」と思いつつ、「あれ、ほんまに龍かな…？」と自分を疑っていた。昇り龍に見える雲が、自分が見ているものとおじさんが指差しているもの、同じものなのかどうか迷った。
それでもじっと見ていると、昇り龍らしき雲がくるりと回り、空から浮き出るように正面を向いた。雲は白い龍の姿を模し、群青に金の刺繍が施された巻物を、私に差し出した。
受け取った巻物を、大きな卓上に広げ、分厚い辞書と照らし合わせる。しかし何が書かれてあったのか、私は覚えていない。
空に見つけた雲の昇り龍が、動いて白い龍となり、私に巻物を渡した…それだけが物凄いインパクトを残した。
夢占いの情報を読み解く。
【夢占いにおける縁起の良い夢はさまざまあるが、その中でも龍の夢は縁起の良さの注目度が高い。幸運の訪れや運気の上昇といった意味で解釈されることが多いことから、自分自身の運気にかかわる重要な意味を持ち、意味が気になったときこそ自分の運気に変化が現れる可能性が高いと言える】
【龍の夢が幸運を知らせる吉夢になることが多いのは、龍そのものに強いパワーがあると考えられるからである。龍は想像上の生き物だが、非常に強大なパワーを持つ神々しい生き物として古来より扱われてきた。だからこそスピリチュアルや夢占いの中でも、龍は重要な意味をもつ生き物としてみなされている。そのため龍が夢の中に出てきたときは、「あなたの目の前にチャンスが来ている」というスピリチュアルメッセージが示されていると解釈できる。そのチャンスをものにできれば、あなたは大きな成長を遂げられるだろう】
【龍が空に現れる夢占いは、あなたに幸運が訪れる事を意味する。空はあなたに秘められている可能性の象徴で、そこに龍がいる夢は、あなたがより良い未来を手にする幸運が訪れる事を表している】
【白い龍の夢はおめでたい夢の一つである。運気アップの可能性があり、あらゆる幸運をもたらす吉夢になるといえる。ラッキーなことが身の回りで起こりやすくなると同時に、物事も全体的にうまくいきやすくなるので、自分自身も自然と明るくなれる。龍の雲・龍雲の夢も吉夢になり、自分自身の運気が全体的にアップしていくことを教えてくれる夢になる。健康運や金運、仕事運、恋愛運などさまざまな運勢が良い方向に向いていき、悩みに感じていたことも、自然と解決の方向に向かっていくだろう。悩み事をなくして前向きになるチャンスと言える】
【白い龍の夢は吉夢を示し、運気が上昇していることを示唆している。あなたが今、新しく何かを始めたいと考えているなら、白い龍の夢はそれが良い方向へ向かうことを暗示してくれている。また、この夢はあなた自身でさえ気がついていない、あなたの才能を発掘するという暗示でもある。あなた自身の新たな一面を見つけるためにも、新しい何かにチャレンジするには今の時期がピッタリなのかもしれない。あなたがはじめようと考えていることがトントン拍子にうまくいくことを表しているため、チャレンジしたいことがあれば、思い切ってチャレンジしてみると良い】
【白色の龍の夢占いは、あなたに大きな幸運が訪れる事を意味する。夢占いにおいて、白は幸運や願望成就の象徴色である。運気が大幅に上昇しているので、何か新しい事を始めたいなら、今が好機と言える。また、恋愛運や結婚運も上昇しているので、決まった相手がいない場合は、素敵な恋人との出会いが、そろそろ結婚したいと考えている人は、関係が進展して結婚話が出てくる可能性が高い。白い龍には生命力増幅の暗示もあるので、子宝を望む人の場合は、妊娠できる可能性を暗示する夢と解釈される】
【空に龍が現れる夢は、幸運の到来を意味する大吉夢である。特に龍が空を昇っていくのであれば、あなたが胸に抱く大きな夢や願望が叶う兆しだと言える。多くの夢の中でも特に幸運なものとされているため、これまで努力を惜しまず続けてきた人は、その努力が確かな実を結ぶ可能性がある。龍が空を泳ぐ夢は、飛躍の大きなチャンスが訪れていることを意味しているため、この時期は何事にも積極的にぶつかっていくと良い。失敗を恐れるよりも、やる気があることをアピールするべきである。また、龍の形をした雲が出てくる場合も意味合いは同じ。ただ、雲というのは時間の経過と共に形が崩れてしまうため、飛躍のチャンスが訪れているのは僅かな期間だけとも言える。二の足を踏んでいると、そのチャンスはすぐに手から零れ落ちていってしまうので、機会が訪れたら迷わず飛びつくと良い】
と、殆どが良い解釈であったのだが、唯一つ、気になるものを見つけた。
【雲が龍に見える夢は、あなたに強い圧力がかかる予兆の夢である。しかもあなたの力だけでは、どうすることも出来ない凶夢といえる。夢占いで雲は自由や開放を表しすが、龍は理不尽で、とてつもないパワーを持つといった意味合いがある。夢はあなたの受けるダメージを最低限にしようとしてくれているため、目立つような行動をしない方が良い。
そして敵対心や抵抗は、とりあえず見送り耐えるべきで、夢のお告げのとおり、素直に従うことが大切である】
最後にテンション駄々下がりだが、まとめてみてふと、『眠り姫』の物語を思い出した。
たった一つのネガティブは、魔女の呪いである。
糸車に刺されて眠ることは無いだろうが、何を信じるかが問われるなら、最後のひとつを、私は無かったこととして受け止めたい。
この夢を見たのは１年半前。特に何もなく、私は変わりなく生きている。それを吉夢と捉えるべきかどうかはわからない。