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平凡非凡の狭間にて

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平凡な日々の中で、時折ほんのちょっと顔を出す非凡な刺激が、人生を面白くする。それに生かされ、今がある。そんな見逃しがちな命の糧について綴りました。
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2024年11月の記事一覧

衣類の間違い

 マスクなしでは外をうろつけなくなって、随分経つ。忘れてはいけないので、その日着用予定の…

羽縫
2か月前
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メモと耳たぶ

【わからないことは想像力で乗り切る】  書いたのは2009年3月25日とある。十五年前の…

羽縫
2か月前

紙ストローを使ってみた

 マイクロプラスティックの海洋汚染問題が深刻化して以降、あらゆるところでプラスティックゴ…

羽縫
3か月前
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風よあらしよ ②

 返却予定日が来てしまった。まだ半分残っている。読み切れないから、ページをメモして返却す…

羽縫
3か月前
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風よあらしよ ①

 随分前に図書館で予約した本が、思っていたよりも早く届いた。手元に本が尽きないように、常…

羽縫
3か月前

ばあちゃんのネメシア

 去年の9月に買ったネメシアが、玄関先の植木鉢で全盛期だ。  花を選んだのは母である。  …

羽縫
3か月前
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どん底の中の光

 突如仕事から離れて、人と関わる機会をほぼ失ってから、そろそろ3ヶ月が経つ。  寂しさに向き合うよりも、殻に閉じこもる方が楽だったから、それほど苦にはならなかったが、関わって楽しい人との出会いがあり、そこからも遠ざかってしまったのは事実だったから、孤独でないといえば噓になった。  転職すれば、前職で出会った人たちとの繋がりは、大方途絶える。気にはなっても、それぞれ道が分かれてしまったことを、そこかしこで感じるようになるから尚更、連絡はしづらくなる。ほぼ100パーセントの確率で

脳みそが喜ぶことをしよう

と書いて、ちゃんと出来ないまま、他のことばかりしていた。  気になることが多すぎて、しか…

羽縫
3か月前
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アンという名の少女

 モンゴメリの『赤毛のアン』を、題名以外、内容をほぼ知らなくて、NHKで放送されていた海…

羽縫
3か月前

買い取り業者騙され生活

 まだ使えるが、一部破損したことで辛気臭くなり、誕生日に妹から新しい物をもらったのを機に…

羽縫
3か月前

情報の宝庫

 近所に図書館はあっても、本屋がないので、遠出をしたときに、大きな本屋に立ち寄る。いつも…

羽縫
3か月前
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眼鏡ケース行方不明事件

 眼鏡ケースを失くした。多分映画館で。映画に行ってから無いので、失くしたのはそこ以外考え…

羽縫
3か月前
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マスク二重…あわや窒息?

 使い捨てマスクを洗って使っている。一度きりで捨てるには資源を無駄にしているように思え、…

羽縫
3か月前

占いに行った part2 ②

 私は今日、良心の欠片もないインチキ占い師のために、貴重な三千五百円をドブに捨てた。お金を捨てて、得たのは呪いの言葉だけだ。天職を繰り返し失うのも、仕事が見つかっても上手くいかないのも、悪い予言でしかない。千円の予定で診てもらえたのは、仕事が今後どうなるか…ではなく、〝現状の運は悪くない〟の一言だけだし、三千五百円にプランを上げてわかったのは、〝仕事が見つかるかどうか〟の一点だけだ。ぼったくりって、こういうことを言うのだろう。良い勉強になった。もう二度と行かない。  しかし腹