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平凡非凡の狭間にて

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平凡な日々の中で、時折ほんのちょっと顔を出す非凡な刺激が、人生を面白くする。それに生かされ、今がある。そんな見逃しがちな命の糧について綴りました。
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2024年9月の記事一覧

子どもと挨拶

 近頃、知らん子どもにやたらと挨拶される。悪いことでは決してない。むしろ良いことと捉える…

羽縫
5か月前
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忙しい朝の交通ルール ②

 朝、駅までの通勤道路は大方狭い。バス通りですら離合にすったもんだするくらい。だからバス…

羽縫
5か月前

忙しい朝の交通ルール ①

 最寄り駅がない。直近でも歩けば30分。最寄りと言えるのかどうか…。 バス停はあるが、直…

羽縫
5か月前
3

不味い蜜柑 ③

 夫婦は支え合ってこそ幸せに生きられるということを、目の前で私に体現して見せた祖父母。そ…

羽縫
5か月前

不味い蜜柑 ②

 兄が夭折したことで長男として育ち、自分が生まれた家で死んでいった祖父。病院で生まれ、病…

羽縫
5か月前
3

不味い蜜柑 ①

 みかんの季節になった。  今まで生きてきて、一番たくさん食べてきたものは何だろう…と考…

羽縫
5か月前

悔いと思考とお天気と ③

 天気がひとつではない理由は、実はそれが人の人生と同じだからなのかも知れない。天気が人生に似ているのか、人生が天気に似ているのか、そんなもの、人が勝手に思うだけで、そもそも何の関係もないのか、本当のところは判らない。勝手な解釈でしかない。  しかし気分が滅入っているとき、好天が続くのは酷だと身に染みて感じている。   明るすぎる。  眩し過ぎる。  特に春先の好天は暑すぎず寒すぎ、体には唯々快適なので余計に負担を感じる。つまらんこと考えてんと、しっかり前向いて元気に生きろ!と

悔いと思考とお天気と ②

 彼は言った。  ポジティブな事を考えればポジティブに、ネガティブな事を考えればネガティ…

羽縫
5か月前

悔いと思考とお天気と ①

 朝、起きるのが辛い。  元々夜型だが、だからというわけでも、低血圧だからという理由から…

羽縫
5か月前

警察にお世話になりました? ③

 一番近くにあるガソリンスタンドは、金額を表示していない。方角的に、普段利用する機会はな…

羽縫
5か月前
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警察にお世話になりました? ②

 仕事の帰り道、自宅まで残り数百メートル…という場所で火事があった。  住宅密集地で、車…

羽縫
5か月前

警察にお世話になりました? ①

 警官は日常的に見かけるが、積極的に関わるような場面は殆どない。と思っていたら、以前、珍…

羽縫
5か月前
1

警察にお世話になりました ③

 二度書いて、『三度目はありませんように…』と思っていたのに、まさかの三度目が起こった。…

羽縫
5か月前
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警察にお世話になりました ②

 夜、大きめの公園に犬と散歩に出かけた。毎晩十中八九行く。彼が刺激を求めて他の旅路を要求しない限りは…。  園内に外灯はあるが、殆ど暗闇。時々若者が集って騒いだり、カップルが密会していたりするが、犬と我は気にしない。だって此処は公園。公の園である。税金払ってるんだから利用させていただきますよ。ってな具合で、犬と人間は、夜遊びしている人々を気に掛けない。不審がって近付こうとしないのは我が母親の方で、ある意味気遣いが出来るとも言えるが、無頓着と言うべきか、娘の方が妙に肝が据わって