「末っ子の、『わるぐちなんて言われないよ』」の話
ほーくえんからの帰り道、末っ子が私に「ママはどんな人が苦手?」と聞いてきた。
「そうねえ〜、やっぱり、悪口が多い人が苦手かなあ」
「ほーくえんではね、悪口とか言う子いないんだよね」
「へえ〜、それは良いねえ」
「例えばね?末っ子ちゃんのお腹を『ブヨブヨ〜』って言ってくる子がいるとするでしょ?そしたら、『可愛いでしょ?ぷにょぷにょで』って答えるの。末っ子ちゃんは、自分のお腹も目もほっぺも全部好きって思ってるから、何か言われると、そこは自分は好きよって答えるの」
「なるほどなるほど。自分の事をあらかじめいっぱい好きって思っておけば、他のお友達から何か言われても、『そうなんだ、でも自分では気に入ってるよ』って返せるのね」
「そ〜そ〜。だから、『悪口言われたらどうしよう』じゃなくて、自分の事をここがプニプニでかわいいいなとか、踊りが上手だなとか、絵が可愛くかけるなとか、いっぱい良いこと考えておくの。そしたら、悪口ってなくなっちゃうのよ、ママわかる?」