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腰ふとんのつかい方

『腰ふとん』は、おしりに当てて使う綿が入った小さなふとん。
大正生まれのキヨエおばあちゃんが使っているのを、いつも不思議に思ってみていたのですが、、ある日そっと拝借し、腰に当ててみると、ぽかぽかのわたのぬくもりがなんともいえない心地よさ!すぐにスタッフや生徒さんを交えて試作を重ね、完成したのがはんてん屋の腰ふとんです。

腰ふとんは昔から各地で使われていて、例えば機織りをするときとか、農家さんが使っていたとか、ご年配の方から思いで話をたびたびお聞ききしました。
鍼灸院の先生からによると、腰には”仙骨”という大事な骨があり、温めることで冷え症に効果があるそうで、腰ふとんはまさにピッタリだそう。
暖房や便利な使い捨てカイロのない時代に寒さを防ぐための知恵です。

おばあちゃんの腰ふとんはズボンやスカートの中に入れて使える小さいサイズ。
現代の暮らしに合うように、巻きスカートタイプも作りました。
キットやオンラインでの販売が増えるにつれ
「使い方がわからない」という声もいただいたので動画にしてみました。

小は腰にあてて前で紐で結びます。
大(巻きスカートタイプ)は本体を腰に当てて、右身ごろが上にくるように前で重ねます。左の紐を右脇のあたりから表に出し、後の紐通しを通して脇で右の紐と結びます。

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