綿入れ体験 ”真綿のひざ掛け”
綿入れ体験キット『真綿のひざ掛け』でつくる、軽くて暖かい真綿入りのひざ掛けのつくり方の紹介です。ご自分で生地と真綿を用意して、好きなサイズにつくる際にも参考にしてください。
キットではひざ掛けの側生地は縫製済みになっています。
約70㎝×100㎝、100㎝の辺の中心に30㎝の返し口を開けてあります。
側生地の上に吹き留め真綿を広げます。ニカワがついて光沢のある面を下にします。
その上に、角真綿を広げます。角真綿は繭5〜6個を伸ばしながら重ねたものです。耳が厚いので、まず、半分くらいの厚みになるように剥がし、耳をほぐしてから、四方を持って二人組で伸ばします。
薄紙、新聞紙、ビニールなどを真綿の上に広げます。大きい紙がない場合は2枚使用します。紙も一緒に中心に向かって巻きます。開け口から手を入れて返し、中の紙を広げるように角まで形を整えます。
返し口をくけます(閉じます)。
中心と四隅を綿とじします。布団とじ糸があれば使ってみてください!とじ糸はあらかじめ3本どりになっているので、太めの針に通して使います。とじ糸がない場合には、木綿糸や絹糸を2本どりにして使いましょう。お好きな色で。
表から針を入れ、3㎝ほどすくい、3回結びます。
吹留真綿1枚(約200×150)をそのまま使って大きめに作ると、お布団がわりに使えておすすめです。本式の真綿布団のような厚みにはなりませんが、通常のお布団に重ねて使ったり、肌掛け布団のように使ったり。広いスペースが必要ですが、ぜひ挑戦してみてください!
膝掛けよりもお手軽な「真綿のミニマフラー」キットもあります。