販促お金かけたら予約入る!っていう甘い言葉は反則

まずは言わせてください。ユーザーを馬鹿にしちゃいけませんよ。青山でおすすめのお店特集(仮名)に載ってるからユーザーが行くなんてあると思いますか?

まぁ、過去そんな時代があったんですけど、今は違います。ユーザーも成功体験と失敗体験を繰り返し、お店のページをしっかり見比べて、間違い無いと信じる事が出来るお店に予約を入れます。時には、ぐるなび見てから食べログの点数チェック、ポイント貯めたいから予約は別、みたいな事も。

では、高い掲載料金を払うとアクセスが増える仕組みはなんなのか…ここは流石に言い辛いですが、媒体各社、自然検索の順番が上に上がるからなんです。
「業態×エリア」ならどうか?それも、エリア検索で業態が絞り込まれた検索一覧にGoogleは誘導します。そう、結局自然検索です。1ページ目に表示されていれば、ユーザーは見比べてくれます。

ここで、一つ重要なのは、ページにたどり着いたユーザーへのメッセージが、行くか行かないかを左右すると言う事。正しくお店に導く為には2点…

①ユーザーの脳にストレスを与えない
②メッセージは来て欲しいターゲットに向ける

まず、「ユーザーの脳にストレスを与えない」とはどういう事か。WEB上のユーザー検索行動の中で、避けたいのは離脱であり、その理由は「脳にストレスを感じたから」である。
気軽に検索できる世の中になった反面、検索行動には覚悟も何もない、親指でポチポチするだけであり、思った答えがなかったり、難しい選択や複雑な答えに出くわせば、すぐに離脱する。
あなたにも、「分からないから、後で考えよう」と思い、二度とそのサイトに戻らなかった経験はないだろうか。そうならないように出来るだけ簡単に結論に導こう。

続いて、「メッセージは来て欲しいターゲットに向ける」について。ユーザーが決断する時は、自分に合ったお店、利用動機に合致したプラン、欲しかった商品と思った時である。
WEBサイト冒頭のメッセージで、ターゲットの心をグッと掴もう。難しく考えず、常連のお客様に呼びかけるようにキャッチコピーを付けてみよう。
誰でも良いから来て欲しい、買って欲しいといったお店は、かえってだれも振り向かない。

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元反則屋(もとはんそくや)
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