みかの野球道具紹介(草野球編)
初めましての方は初めまして。
みかと申します。
note第二弾の今回はみかが軟式野球の公式戦で使用している野球道具を紹介したいと思います。
※公式戦で使用している道具紹介になりますので、グラブは内野用、投手用の1種類ずつの紹介になります。
1. 試合用グラブ(内野用)
私の現在使用している内野用の試合用グラブは
こちらのグラブになります!
BALLTOWNというブランドのグラブになります。
BALLTOWNといえばグラブケア用品が有名ですが、実はひっそりとグラブブランドもやっているんですよね。
・グラブの型や性能
型番は『宮本又アリ』というものになります。
このグラブの特徴としましては、捕球面が広く芯でしっかり捕球することのできるサイズとしてはやや大きめで深めのグラブになります。
こだわりポイントとしては薬指リングを装着しているところや、人差し指部はフラットな状態が好きなのでタマハミをカットしています。
型付け(仕上げ加工)に関してですが、信頼できるある方に担当していただいております。(このグラブを加工してもらった際には存じ上げなかったのですが、このグラブを通してあの方の加工の虜になりました。今ではあの方の型付け以外は考えられません。笑
皮革はジュテルレザーを使用しており、油分が多めでありつつも張りのある皮革となっております。
この皮革の特徴は非常に復元力の高い革が使われているということです。(あくまでも個人的見解で、公式のアナウンスはありません。)
私は硬めのグラブが好きなのですが、このグラブは使用していくなかで柔らかくなるべきところは柔らかく、硬いままでいて欲しい場所は硬いままでいてくれます。さらに、使用したその日は一時的にグラブ全体が柔らかくなりますが翌日になると硬さが復元します。
グラブを硬めに使いたい私には最高のグラブとなっています。
・刺繍や刻印がエモい
このグラブについてる全ての刺繍です。(身バレの都合上お見せできませんが、親指部に名前も入ってます)
刺繍、めっちゃ綺麗じゃないですか?笑B.T.の刺繍は本体色と影刺繍の2箇所を選べますし、刺繍糸も特殊な物が多くとても綺麗です。
このグラブは私をグラブ沼に沼らせた元凶です⚾️
2.試合用グラブ(投手用)
こちらはTakeというブランドのグラブになります。
ある有名なグラブ・ミットの仕上げ加工専門ブランドが監修しており、このグラブに関しては様々なNPB、日本人MLB選手のグラブを制作していらっしゃる上武直人職人が制作しております。
所属しているチームのうちの一つで投手をやることが多々あるので購入に至りました。硬式用です。
・グラブの型や性能
型番はTN-16というものになります。
捻りやすい構造になっており、縦型横型どちらでも使いやすいと思います。(個人的には横型のほうが適するのかな?と愚行しています)
グラブの特徴としては、かなり硬めに仕上がっています。
しかし仕上げ加工済みなので使っていくうちに自然と柔らかくなるべきところは柔らかく、硬いところは硬く、とメリハリがついてるグラブになります。
また、指カバーの位置が人差しと中指の間くらいに設置されています。
ブランドオーナーにお話を伺ったところ、『人間は身体のバランスを取る時、手のひらを開いたり、グーにしたりしますが、概ね両手の形が同じようになります。ストレートを投げることが多い投手は人差し指と中指の間に指カバーを設置することで左手の形も右手のストレートの握りに近づけることで投球時のバランスを取りやすくしています。』というようなご説明をしていただきました。
このグラブを使用するようになってから、投手としての制球力や身体のバランスの安定感が向上しました。(あくまでも個人の感想であり、効果が確実に保証されるわけではありません)
3.スパイク
試合用で使用しているスパイクをご紹介します。
ミズノプロ(フルオーダースパイク)になります。
ここにきてやっと超大手メーカーの商品が出てきましたね〜
・特徴やこだわりポイント
まず私みかはスパイクは学生時代からハイカットしか使ったことがありません。
足首の捻挫癖があるので咄嗟の不安定な体勢でのプレーや平時から足元の安定感を求めてハイカットを採用しています。
さらに、4本ベルトを採用することにより紐靴よりも足首や足の甲を簡単に、そしてより強く固定することが可能となっております。
革に関してはMPエナメルを使用し、汚れにも強く、高級感漂う見た目に。
基本色は完全に白スパと同色にし、差し色として自分の好きなゴールド+ピンクを入れて草野球感を楽しんでいます。
また、走り方の傾向としてつま先の蹴り出しが強く、スライディングや飛び込み、そして投手としての登板も想定して右足は吊り込み式のP革、左足はつま先部にP革補強を施して破れにも強い仕様に。
ミズノプロオーダー限定で足幅も変更できるので広めを選択。足は25.0と小さいのですが足幅が広い私には、既製品の25.0cwは足幅がきつい、25.5cmはつま先部が余り過ぎてしまいフィットしない。という現象に悩まされていました。
人によって異なる足の大きさにも柔軟に対応してくださるミズノさん、拍手です👏
歯に関してはTPUソール(いわゆるポイント歯)を採用。
このTPUソールは地面への喰いつきが非常に強く、土の球場ではもちろんのこと、草野球でよくある砂利の球場でも抜群のグリップを発揮します。
正直自分が学生の時に使用していた金属歯のスパイクよりグリップ力あります。
スパイクのオーダーをお考えの方はぜひミズノをご検討ください。おすすめです。
4.バッティンググローブ
試合用のバッティンググローブに関しては
こちらもミズノプロ(パワーアーク2023モデル)のフルオーダーになります。
バッテに関してもさまざまなメーカーを試しましたが、ミズノプロが最強!という結論に至りました。
・特徴やこだわり
まずは性能から、フィット感が非常に高く(理由は後述)グリップ力も非常に高い材質が使用されておりさすがフラッグシップモデルだなぁ〜と感じることのできるバッテになっております。
フィット感の高さの理由は、規定の大きさから±3mm単位でサイズを細かく調節することができるオプションメニューにあります。
私の手は小さく、既製品の23cmでは少し指先が余ってしまったり手のひらのフィット感を享受することが非常に困難でした。
今回私は23cmから-3mmで注文することで指先も手のひらもジャストフィットするバッティンググローブを手にすることができました。
・カラーに関して
カラーに関しては西武ライオンズの蛭間選手の使用デザインを参考にさせていただき、一部異なる点もありますが蛭間選手のデザインに近い物となっております。
憧れの選手のバッテを完全再現できるのもオーダーの醍醐味だと思います。
今回の私のようにアシンメトリーに配色を行いたい場合は片手オーダーを2個発注すれば可能です。(両手オーダーと値段は変わりません。)
見た目も自由に選択できるのはもちろんオーダーの醍醐味ですが、サイズに関してもこだわれる点はライトユーザーもシリアスユーザーも歓迎できる点だと思います。
ミズノプロのオーダーバッティンググローブは買って後悔する要素がかなり少なく、間違いのない品質と性能と有していると断言できるクオリティですので強くお勧めします。
5.ヘルメット
ミズノ製の軟式用フェイスガード付きヘルメットになります。
受注生産で2万円ほどした記憶があります。
・特徴やこだわり
なんといってもやはり、今流行りのフェイスガード付きというところがこのヘルメットの最大のポイントです。
片耳なので両耳ヘルメと異なり、頭も軽くてストレスも少ないです。
ツヤ消し加工でマットな印象。
ミズノのヘルメットのツヤ消し加工は他社と比べて仕上がりが良く、このツヤ消しが良いからミズノのヘルメット買ってます!という方もいらっしゃると野球専門店スタッフから伺ったことがあります。
6.ベルト
POWER GEARという新興野球ブランドのベルトになります。
森◯哉、西川◯馬、山岡◯輔、今宮◯太、宇佐美◯吾選手等の様々なNPB選手が使用しているベルトと全く同じものになります。
・特徴
本革製のベルトですが、後ろの腰回りはコアエナジーのような伸縮性のある布が使用されています。
個人的にはコアエナジーの上位互換のように感じています。
コアエナジーと比較しても、程よい締め付けによる腰のサポート感が強く、打撃、守備、走塁、投球、全ての面で安定感の向上を感じることができました。
尚、こちらのベルトは一般販売されておらず、ブランドオーナーとお付き合いのあるNPB選手とブランドオーナーから案内があった一般ユーザーのみが入手可能な物になっております。(どれだけお金を積んでも一般ユーザーの入手は困難です)
今シーズンから試合ではこのベルトを必ず使用しています。
7.アームサポーター
さて、アームサポーターに関してですが、私はCPG(セラミックパワーギア)のアームサポーターを5年以上愛用しています。
CPGは多くのNPB選手が愛用しており、アームサポーターに関してはベルトのときにご紹介した選手加え大山選手や小園選手等、阪神や広島を中心にさらに多くのNPBプレーヤーに使用していただいております。
僕自身もフィット感や伸縮性等の品質の高さを非常に高く評価しておりますが、NPBでの使用者が多いことこそが、CPGの品質の高さの証明だと思っております。
・特徴やこだわり
特徴としては前述しましたが、高いフィット感や伸縮性があります。その理由として生地の柔らかさがあるのではないか?と私は考えています。
繊維1本1本がしなやかなので長時間着用していても全く問題なく、締め付け跡や汗で擦れて...ということも全くありません。
自分は体が小さく、腕も細いためなかなかフィットするアームスリーブがありませんでした。しかしCPGのアームサポーターは締め付けが強めなのですが、強すぎない心地良い締め付けなので腕の細い私でもしっかりフィットしてくれた、という経験があります。
またデザインも秀逸でロゴよ手首側と肩側(プロ仕様)と2種類あり、背番号入りも対応可能なのでオンリーワンのアームスリーブを作成することも可能です。
現在は一般販売されておりませんが、公式LINEから問い合わせることで購入可能ですので興味のある方は是非。
8.バット
みかが使用しているのはミズノ社のビヨンドマックスレガシーメタル83cm730gになります。
このバットがほんとに後述する理由から使用感も良く、満足しています。
・特徴、こだわり
このバットの特徴はウレタン系のバットの中でも打感が比較的硬めであるという点です。
一般的なウレタン系のバットは打感が柔らかく、みかはその柔らかい(ボコっ)とした打感が苦手でした。
しかし、このレガシーメタルはウレタン系ではありますが芯が金属芯となっているので打感が硬く、高校時代に愛用していた金属バットの打感に近いインパクトが得られることからこのレガシーメタルを愛用しています。
また重さに関しても軽すぎず重すぎず(730g)の絶妙なバランスで、振り抜きやすいのもポイントです(710gだと少し軽すぎる)
硬式上がりの方はノーマルレガシーよりレガシーメタルのほうが合う可能性が高いのでぜひお試しください!
9.グリップテープ
SSK × IOMICコラボのグリップテープになります。
さぁ道具紹介もこの項を含めてあと2つです。
どうかあと少しお付き合いください笑
・特徴、こだわり
なんといってもこのグリップテープの特徴は、異次元のグリップ力です。
他社のグリップテープと比べてもその差は歴然です。IOMICは元々ゴルフクラブのグリップテープを作成しており、その技術を野球にも用いて作成したそうです。
また、市販のIOMICは1.1mmが多いのですが、私はツボイスポーツ限定の1.8mmの物を好んで使用しています。
この細すぎず太すぎずの絶妙な厚みが非常に好みです。
2000円台と少々お値段は張りますが、試合用バットのグリップテープなどにいかがでしょうか?
10.走塁用手袋
走塁用手袋は久保田スラッガーさんの物を愛用しています。
ちなみにこちらの手袋は東京支店限定の商品になります。
写真だと見えずらいですが手の甲の白い部分がカモ柄になっていてオシャレなんですよね。
・特徴、こだわり
この走塁用手袋を選んだ最大のポイントは、バッティンググローブの上から着用できちゃう点にあります。
プロ野球と異なり素早くテキパキ、時短が求められる軟式野球。自分がヒットで塁に出てもすぐに次の打者が入るのでバッティンググローブをのんびり外してランナーコーチャーに渡す暇がない場合もあります。
この手袋はかなり大きめにサイズが作られており、バッテの上からでも着用できるのでかなりの装着時間の低減が可能になります。
また、手のひらにもしっかり厚めのパッドが入っており激しい走塁プレーにも対応しています。
見た目だけではなく高い機能にもこだわった素晴らしい走塁手袋だと思います。
スラッガーの走塁手袋を使用している軟式野球ユーザーはあまり見かけませんが、品質や性能は確かなのでぜひお試しください。
最後に
以上の10項で私の試合用ギアの紹介を終えたいと思います。
草野球を始めて5年ほどになりますが、やっとこだわりを持って野球道具を紹介できるようなりました。
読者の皆さまが一つでも気になる野球ギアがあったり、参考になる項があれば幸いです。
今後も様々な視点から野球や野球道具と向き合っていきたいと考えております。
こんな道具もおすすめだよ〜とかそういうお話も大歓迎ですのでぜひコメントでご教授いただけると幸いです。
それではまたよろしくお願いします。
ご覧いただきありがとうございました。