お客様の仕事
こんにちは。
太陽が当たると暖かい~。
さて、今日はお客様の削り作業のお話。
急須の蓋を削り出している所です。
横に見える丸こいのは、本体。
コロンとした横手の急須になる予定です。
手伝え!と言う声が聞こえてきそうですが、
このお客様、超ベテランです。
私ごときの手が入ったら、、邪魔(笑)
多くの人が削り作業の時に苦心する、
「作品を伏せて中心に置く」作業、
あれを難なく、ササッと済まされます。
なので、そっと見守る方が効率的(笑)
蓋は、本体の穴(口)と大きさを合わせて
作るので、ほぼ合っていますが、
蓋を置いた時に、髪の毛一本、
二本ぐらいの細い隙間を残して
ぴっちり合わせるように微調整をします。
ガサガサだと、蓋からお茶がこぼれますからね。
しかしキッチキチだと、ふたが外れないことも。
格好いい隙間って、難しいンデスよ~。
さて、お客様が蓋を削り終わられました。
次は、口と手ですね。
手も、あらかじめ作っていたものを、
本体のカーブと角度を合わせて切り取り、
隙間がないように握りやすく、
なおかつ注ぎやすい角度に接着します。
これも難しいンデスよ~。
そして、口。
おっと。ココで時間切れですね。
この続きはまた明日。
急須は、仕上げに際して
ちょっとだけ、格好イイ技が有るので
というか、ふんわりしたお約束があるので、
明日は口の話とそのお約束を書きますね。
それではまた明日。
中性焼成の窯を温めているので、
蓋(扉)を閉めてきます。
(窯内に残った湿気や、作品に残った水分を
飛ばすため、窯を温めるのです)
Please stay healthy and stay safe.
作陶館ブログ
作陶館ブログ10月21日記事
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