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茶碗水挽き

とある出来事から、
茶碗を水挽きすることになりました。

茶碗は、手のひらの中に納まるけれど、
収まりきらない約束事で出来ております。
(作り手側の心得の事です)

茶だまりを作るのはもちろんのこと、
口の作り、みこみの広がり、
上へと広がる広がり方。

茶碗に限らず、これらすべてが
器を作る時に重要ですが、
・・・って、何言うてんねんって?
ですよね~。

茶だまりというのは、抹茶を飲むお茶碗の
真中にうっすらお茶がたまるくぼみ。
アレ、できるように作るけれど、
指などを当ててワザとつくる訳ではないのです。

口の作りは、中の液体が、
するんと唇に入ってくるような滑らかな作り。
そして形。

みこみというのは、
中心から、上へと行くまでの
底の方の広がりの事をいいます。
実は、ごはん茶碗と、お汁茶碗とでは
その広がりが異なります。
(液体を入れる物の方が
広く作られていることが多いです)

ギュッと詰まった、技術の結晶が茶碗。
一期一会の席を作るための柱。

もちろん、お茶やお菓子、
気持ちよく過ごす為の床の間の作りなど、
大切なことは沢山ありますが、
器が無いと始まらない。

「太古より、ヒトのそばには器があった」とさ。
いや知らんけど。
そんなことで、茶碗を作り始めましたが
コレがなかなかうまくいかずに苦戦しております。

おっと、愚痴っぽく色々書きたいのに、
文字数が。
明日に持ち越ししますね。
(前置き長すぎた)笑

また明日。
Please stay healthy and stay safe.


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